南都銀行のセンターパスで試合が開始された。開始早々南都銀行が素早いパス回しからペースを握り、2分#9野村が角度のないところからこの試合初めてのシュートを放つが、山梨学院のキーパーに阻まれた。対する山梨学院もサイドからの攻撃でチャンスを作り、12分にこの試合初めてのPCを獲得した。#2中村が放ったリバースシュートは南都銀行GK#1浦田の好セーブによって阻まれ、そのまま第1Qが終了した。ここまでは両チーム譲らない拮抗した展開が繰り広げられる。
　第2Qに入り、南都銀行はサークル内での堅い守備から流れを作り、20分サークル内の混戦から#4浦島がヒットシュートを決め、南都銀行が待望の先制点を挙げた。これで勢い付いた南都銀行は24分にPCを獲得し#8爲藤がフリックシュートを放つも、これを山梨学院GK#27田中が好セーブで防いだ。その直後の25分、南都銀行はまたもチャンスをつかみ、#8爲藤がヒットシュートをゴールに突き刺し、追加点を挙げた。対する山梨学院の反撃は30分、#9河村がリバースシュートを放つも南都銀行GK#1浦田の堅い守備が得点を許さない。このまま第2Qが終了し、南都銀行が２－０と山梨学院をリードして折り返した。
　第3Qは山梨学院のセンターパスで開始された。正確なパス回しから相手陣内へと攻め込む南都銀行と、カウンターでチャンスを狙う山梨学院の一進一退の攻防が繰り広げられる。第3Q終了間際に南都銀行が猛攻を仕掛ける。43分、44分に#15小森が起点となり#20西永と#11勝又がシュートを打つも、山梨学院が守り切った。
　第4Qは山梨学院が押し気味の展開となり、徐々にペースをつかんでいく。そして49分にPCを得ると、#2中村がスイープシュートを決め、1点差と迫る。突き放したい南都銀行は54分以降立て続けに攻め込み猛攻するも山梨学院も意地を見せ追加点を許さない。このまま負けられない山梨学院は試合終盤に#9河村にボールを集め何とかチャンスを作りたいところだがこのまま試合終了のホーンが鳴り、２－１で南都銀行が競り勝ち、勝ち点3を手にした。