高円宮牌2025ホッケー日本リーグさくらリーグは22日、埼玉県飯能市・駿河台大学ホッケー場にて3試合を開催しました。
11:00 グラクソ・スミスクライン Orange United 0-1 GIFU ASAHI BLUE BEES
GSKとGABBの一戦が行われた。立ち上がりはGSKのセンターパスで試合が開始され、序盤からGABBがDF陣を中心にボールを保持しつつ試合を組み立てた。5分には左サイドからのドリブルでネットを揺らすも、得点は認められずペナルティーコーナー(PC)に。だがこのチャンスも活かせず、試合は動かない。その後もGABBは左右から積極的に攻撃を仕掛けるが、GSKの守備陣が粘り強く対応し、得点を許さなかった。GSKもチャンスをうかがい、12分にはGSK#5小濵を起点とした攻勢を強め、15分にPCを獲得する。しかし、GABBの守備がこれをしのぎ、0-0のまま第1Qが終了した。第2Qに入ると、GSKが徐々に勢いを増し、19分にはGSK#5小濵のドリブルからPCを獲得。GABBも守勢に回る時間が続いたが、堅い守備でゴールを割らせない。逆にGABBは素早いパスワークから突破を図り、先制点を狙う。両チーム一進一退の攻防を続けたが、最後まで均衡は破れず、スコアレスのまま第2Qを終えた。



後半はGABBのセンターパスで再開。得点のないまま迎えた第3Qだったが、試合はついに動く。32分、左サイドを突破したGABB#34井上が中へパスを送り、GABB#6鈴木がこれをタッチシュートで決め、GABBが待望の先制点を挙げた。追う展開となったGSKは攻撃のギアを上げ、左右からドリブルでGABBのゴールに迫る。GABBも追加点を狙い、GABB#8島田からのパスを受けたGABB#9鳥山がシュートを放つが、これはGSKの#18工藤が好セーブを見せて阻止した。最終第4Q、GABBはショートパスを駆使しながらリズムをつかみ、47分にはGABB#8島田が素早いリスタートから単独でチャンスを作った。対するGSKも51分には流れの中からGSK#2佐藤がPCを獲得。さらに52分にもゴールに迫ったが、GABBの懸命なディフェンスが立ちはだかる。残り時間が少なくなるなか、GSKは58分にパワープレーを仕掛けたが、GABBの堅守は最後まで崩れなかった。試合はそのまま終了し、GABBが1-0で勝利を収めた。両チームともに高い守備意識と集中力を見せたが、わずかなチャンスをものにしたGABBが接戦を制する形となった。



POM賞
【ご提供:賞品名】
フォレスト西川株式会社:木工品セット 木製トロフィー他
【プレゼンター】
飯能ホッケー連盟 理事 酒井友真様
■試合詳細
13:15 山梨学院CROWNING GLORIES 2-0 東京ヴェルディホッケーチーム
試合は山梨学院のセンターパスで始まり、序盤から両チームともDFラインを中心にじっくりとボールを回す立ち上がりとなった。第1Qはお互いに堅守を見せ、決定機を作らせない展開が続く中、徐々に山梨学院がボールを保持する時間を増やしていく。11分には東京Vにグリーンカードが提示され、数的不利の状況に。しかし、東京Vも右サイドから積極的に攻め、13分には東京VがPCを獲得するも得点には至らず。互いに譲らぬ攻防のまま、スコアレスで第1Qを終える。第2Qは山梨学院が主導権を握り、開始早々に山梨学院#1澤口がドリブルからPCを獲得。さらに19分には右サイドからの打ち込みで再びPCを得ると、山梨学院#22松井が右下に決めて先制点を挙げた。勢いづいた山梨学院は細かいパスワークから山梨学院#29田中がドリブルでサークルに進入し、プッシュシュートで追加点を奪取。東京Vは反撃を試みるも、山梨学院の堅い守備の前に攻撃の形を作れず、防戦の時間が長く続く。東京V#11及川を中心とした守備陣が必死に食い止めるも、0-2とリードを許して前半を折り返した。



後半は東京Vのセンターパスで始まり、前からのプレスで反撃の糸口を探る。しかし、ボールを保持し続ける山梨学院は32分にPCを獲得するなど主導権を渡さない。ここは東京VのDF陣が堅守を見せて追加点は許さなかったが、40分には山梨学院がショートカウンターから好機を演出。42分、さらに45分にも連続してPCを得るも、東京V#1瀬上とDFの粘り強い守備で追加点は防がれた。第4Qに入っても山梨学院は攻めの手を緩めず、パスワークで東京V陣地を揺さぶる。追いかける東京Vは50分に東京V#18河合がPCを獲得し、反撃のチャンスを作るが、ここも得点には至らない。終盤にかけては東京Vもボールを握る時間が増え、57分にはカウンターからチャンスを演出するも、山梨学院の堅守の前に阻まれた。試合はそのまま終了し、山梨学院が2-0で勝利を収めた。


POM賞
【ご提供:賞品名】
フォレスト西川株式会社:木工品セット 木製トロフィー他
【プレゼンター】
飯能ホッケー連盟 副会長 中里和子様
■試合詳細
15:30 駿河台大学 LADYBIRDS 0-1 東海学院大学
試合は駿河台のセンターパスで開始した。第1Qから両チームは積極的に前線からプレッシャーをかけ合い、スピーディーな展開を見せる。東海学院は6分、ショートカウンターからチャンスを作り、12分には#4宿利のドリブル突破でPCを獲得。さらに15分にも2度目のPCを得るが、これは駿河台の守備陣が粘り強く対応し、得点には至らず第1Qは無得点で終了した。第2Qに入り、東海学院がテンポの速い攻撃で試合の流れをつかむ。17分には堅い守備からのカウンターで右サイドを突破した#2浅井がシュートを突き刺し、待望の先制点を奪う。リードを奪った東海学院は勢いそのままに左右から攻め立て、追加点を狙う。一方、駿河台は22分にグリーンカードで数的不利となり、攻撃のリズムが掴めない時間が続く。終盤には東海学院が#29北川のドリブルからPCを得るも追加点には結びつかず、1-0のまま前半を折り返す。


後半開始の第3Qは、追いかける立場の駿河台が攻勢に出るも、東海学院の守備陣がこれを阻止。両チームとも守備の集中力を切らさず、サークル内への侵入を互いに許さない。駿河台はショートカウンターでわずかな隙を突きチャンスを増やしていくが、得点にはつながらず、スコアは動かないまま第3Qが終了。最終第4Qは、東海学院が立ち上がりから立て続けにチャンスを作り、47分にはPCを獲得。しかしこれも決めきれず、追加点はならない。52分には東海学院にグリーンカードが出され、駿河台が数的優位に立つ。このチャンスを活かし、53分に駿河台は#21宮本のリスタートからPCを獲得。#2津田が放った鋭いシュートはポストを叩き、あと一歩で同点とはならなかった。東海学院も55分にPCを得るが追加点は奪えず、最後まで両者譲らぬ攻防が続く中、1-0のスコアで東海学院が逃げ切り、勝利を収めた。



POM賞
【ご提供:賞品名】
フォレスト西川株式会社:木工品セット 木製トロフィー他
【プレゼンター】
飯能ホッケー連盟 副会長 中里和子様
■試合詳細