東海学院大学のセンターパスにより、第1Qが開始された。開始早々2分PCのチャンスを得たのは立命館大学、しかし東海学院の1番騎に阻まれた。すぐさま東海学院も速攻を仕掛け、#11小寺がドリブルからチャンスを得てシュートを放つも立命館大学GK#16紙本のセーブにより防がれた。試合開始から攻守の切り替わりが激しい展開が続く。10分、立命館大学は相手のミスからキーパーと1対1のチャンスを得て#11笠丸がヒットシュートを打つが、東海学院GK#1井戸田が好セーブを見せ、得点を許さなかった。このまま第1Qが終了した。
　第2Qも両チーム一進一退の攻防が続く。立命館大学は21分にPCを獲得し、#9塩入谷がタッチを狙うボールを放つもゴールには繋がらなかった。そこから両チーム動きが激しくなり、直後の21分には東海学院大学のカウンターから#21西尾がシュートを打ち、PCを得た。シュートは惜しくも外れ、流れが立命館大学に傾く。27分に立命館大学#11笠丸が放ったシュートがDFの足に当たり、PSを手に入れた。これを同じく笠丸が落ち着いて決め、立命館大学が先制点を挙げた。反撃に出たい東海学院大学は第2Q終了間際にPCを得たが決められず、立命館大学の1点リードで試合を折り返した。
　第3Qは立命館大学のセンターパスで始まった。東海学院大学はサイドからドリブルで切り込み、サークルへの侵入を狙うも最後まで繋がらない。立命館大学は東海学院大学からの激しいチェックを受け、なかなか攻め上がることが出来ない。41分、立命館大学は相手陣内23ｍエリアまで攻め込み、東海学院大学ＤＦのファウルを誘い、ＰＣを獲得したが得点にはつなげられなかった。そこから試合のペースは徐々に立命館大学のものとなり、43分に#9塩入谷がリバースシュートを放つもＤＦの好セーブに阻まれ、追加点を挙げることはできず、第3Ｑが終了した。
　勝負の第4Ｑに入ると東海学院が意地の猛攻を見せる。47分にＰＣを獲得すると、#5田村がスイープシュートを放つ。これを立命館大学ＧＫ#16紙本がスティックで好セーブ。そのリバウンドを東海学院大学#11小寺が押し込もうとするも、これをまた同じく立命館大学ＧＫがスティックでビッグセーブし、得点を許さない。54分にも東海学院大学はＰＣを獲得したがシュートに持ち込むことが出来ず、さらに攻撃を仕掛けるも、立命館大学が最後まで集中力を切らさず守りきり、１－０で勝利を収め、勝ち点3を手にした。