WOMEN

  • コカ・コーラレッドスパークス
  • ソニーHC BRAVIA Ladies
  • グラクソ・スミスクラインOrange United
  • 山梨学院CROWNING GLORIES
  • 南都銀行SHOOTING STARS
  • 立命館ホリーズ
  • 東海学院大学
  • 東京ヴェルディホッケーチーム
  • 駿河台大学 LADYBIRDS

D1

  • 岐阜朝日クラブ
  • LIEBE 栃木
  • ALDER飯能
  • 立命館ホリーズ
  • 山梨学院OCTOBER EAGLES
  • 福井工業大学
  • ヴェルコスタ福井
  • BlueSticks SHIGA

D2

  • 小矢部RED OX
  • Selrio島根
  • 東京農業大学
  • 駿河台大学
  • フリークス東京
2018.09.16

【後編】念願の海外でのプレーと持病との闘い / ハンブルグ

新井麻月選手シュートシーン

アメリカでのリハビリと復帰に向けて

手術後約1ヶ月の間に、海外へいく段取りを進め、まずアメリカのカリフォルニア州へ行きました。
これまでの手術の経験をもとにリハビリは自身で行い、不自由なく動けるようになりました。コンディションも予想以上に上がってきたため、「少しはホッケーに触れたい」と思い、近くにホッケーチームがないか探しました。しかし、アメリカのホッケー事情は大学がメインで、クラブチームはほとんどなく、あっても娯楽程度のものでした。私がいたカリフォルニア州があるアメリカ西海岸は、大学でさえあまり盛んではなく、一般のチームさえ少なかったです。

ようやく一番近くにあるチームを探し出し、行ってみることになりました。しかし、その場所というのが、電車も通っていないような場所であったため、タクシーで2時間かけていきました。
現地に到着し、右も左もわからず、連絡を取り合った人がどんな人かも詳しくはわからないまま、現地の6人制の試合へ参加しました。その地域では、夏は非常に暑い為、6人制をするそうで、復帰に向けて少しホッケーをするには丁度良い試合でした。

試合後に、対戦相手の1人が、私がタクシーを使ってきたと話を聞きつけ、帰りは送ってくれました。
それを機に、その人のチームでプレーすることになり、週に1回は、6人制の試合を行う生活を送りました。

活動場所をオーストラリアへ

ホッケーの動作も徐々に安定し、腰の状態も良好になってきたのを機に、「またホッケーに関わり、上を目指したい」と想いました。アメリカでもホッケーが盛んなアメリカ東部にある大学へ編入など色々と試みましたが、不可能と分かり、勉強を含め活動場所を変える決断に至りました。
いろいろ自分が取り組めるであろうと感じ、決めた場所がオーストラリアのメルボルンでした。
知人を通じて、クラブチームのキャンバーウェルHCを紹介していただき、アメリカからオーストラリアへの移動が実現しました。
メルボルンでは、自分から行動したからこそできた活動や素晴らしい経験をしましたが、チームの厳しい現実に直面したり、言葉がうまく通じない分、思うように行かなかったり、試行錯誤の繰り返しでした。

自身が先に求めることにも繋がると感じたドイツへ


ハルヴェステフーデTHCチーム集合写真

そうした経験をしていくうちに、「もっとホッケーにおいても高いレベルでプレーして、自分のホッケーにおいての目標に再度挑戦したい」と強く想いました。その気持ちこそが、自分自身の本当の答えであり、自身が先に求めることにも繋がると感じたため、ドイツのハンブルクにあるハルヴェステフーデTHC(Harvestehuder Tnnis and Hockey Club)でプレーすることを決断しました。

ドイツでプレーできることになった大きなきっかけは、大学時代から大変お世話になっている方が、私を気にかけてくれたことがきっかけで話が広がり、もう一人の立役者にもなっていただいた方と繋がり実現しました。
温かくご理解していただいたチーム、会社、またこのようにドイツのお話を下さった方々、本当に人とのご縁は大切にしなければならないと強く感じさせられました。
この場をお借りし感謝御礼申し上げます。ありがとうございます。

海外挑戦を夢見る人の少しでも力になれれば

日本のホッケー界は、まだ大きくはないですが、日本代表のアジア大会アベック優勝といった成果や、見えないところでの取り組みが先に大きく繋がり、日本でのホッケーの発展や、世界大会での良い結果への架け橋となるのだろうと強く身をもって確信しました。

だからこそ自分自身も今後、私だからこそできる取り組みをしていきたいと心から感じさせられました。
ここまで、長々と私の経緯をお読みいただきありがとうございます。

なぜ、これを機に私の今までの経緯をお話ししようと思ったかというと、私はさまざまな段階でいろいろな怪我やヘルニアの手術、プレーしてきた中での苦い経験、これらすべて、自分がしたくてしてきた経験ではもちろんありませんし、中でも避けられないものもあったりします。
しかし、今では「すべて今の自分を創っている大切な経験」の要素となっているし、自分自身でそうすることができたと断言できます。
だからこそ、このような経験を経てきている自分自身がまず目標を達成し、同じような怪我の経験や苦い経験をしていたり、海外でのプレーに興味がある選手の少しでも力にはなれればと思い書かせていただきました。

また、私は日本のホッケー発展の為に尽力したいと思っているので、ぜひ、これを読まれたホッケーをしているお子さんをもった保護者の方や、子供から大人までの現役選手、どなたでも構いません。
もし海外に関することやホッケーに関する何でもご質問等ありましたら、私の個人のFacebookにでもコメントいただけましたらできるだけお答えし、私でよければ少しでも何か進むきっかけにしていただければ幸いです。
Facebook(@Mazuki Arai)やインスタグラム(@mazuki.a)はがんばって更新を試みていますが、もともと苦手分野でなかなか思うようにできていませんが、少しでもいろいろ広げれられればと思っています。

次回、もし投稿機会がありましたら、今回のような私自信のことではなくもう少しドイツのホッケーについてお話しできればと思っております。ここまでお読みいただきありがとうございます。
皆さんで、日本のホッケーをどのような形でもよいので一緒に盛り上げていきましょう。


<新井麻月公式Facebook>
@Mazuki Arai

<新井麻月公式Instagram>
@mazuki.a

<ハルヴェステフーデTHC公式サイト>
HarvestehuderTHC

<ハルヴェステフーデTHC公式Facebook>
@HarvestehuderTHC

<キャンバーウェルHC公式サイト>
Camberwell Hockey Club

<キャンバーウェルHC公式Facebook>
@camberwellhc

新井 麻月選手の特集ページ・最新情報はこちら

back to top