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2017.10.14

年間王者は、ソニーかコカ・コーラか!?(女子ファイナルステージ第10日・岐阜県川崎重工ホッケースタジアム)

高円宮牌2017ホッケー日本リーグ女子は、10月14日(土)、岐阜県川崎重工ホッケースタジアムにおいて、ファイナルステージ第10日を開催しました。

10:00 『グラクソ・スミスクラインOrange United』 3対3 『天理大学ベアーズ』
*SO(シュートアウト)の結果、グラクソ・スミスクラインOrange Unitedが勝利

シュートアウト戦でゴールキーパーを巧みなステップでかわして勝利のゴールを決めた『グラクソ・スミスクラインOrange United』井澤美空選手のシュートシーン
シュートアウト戦でゴールキーパーを巧みなステップでかわして勝利のゴールを決めた『グラクソ・スミスクラインOrange United』井澤美空選手のシュートシーン

本日勝利した結果、明日の5位決定戦に挑む『グラクソ・スミスクラインOrange United』の齋藤美咲主将は、「レギュラーシーズンは7位となってしまいました。最終節では5位までしか獲得できませんので、最高の5位を目指して勝ちに行きます」と明日の抱負を述べていました。また、3対3で引き分けのあとのシュートアウト戦(SO)で、最後に勝利の得点を挙げて貢献した井澤美空選手は、「SOで得点が決められて本当に良かった。緊張しましたがSOに挑む前にGKを抜いてシュートを決めるシーンをイメージしていたので落ち着いて臨むことができました。シーズン中に調子が悪くなったとき、先輩からたくさんのホッケーの考え方の話を教わって勉強させてもらい、自分のホッケーの考え方を聴いていただき、今がいちばんにホッケーを楽しいと思えるようになりました。今回の勝利もチームの仲間のおかげです」と話してくれました。


11:40 『南都銀行SHOOTING STARS』 2対0 『駿河台大学LADYBIRDS』

『南都銀行SHOOTING STARS』のゲームをコントロールする司令塔、西永優衣選手
『南都銀行SHOOTING STARS』のゲームをコントロールする司令塔、西永優衣選手

本日勝利した結果、明日の5位決定戦に挑む『南都銀行SHOOTING STARS』の樋口監督は、今日の試合を振り返り、「『駿河台大学LADYBIRDS』はきっちりとマークをついてスペースを埋めてきていたので、自分たちよりも相手のチームの試合運びが上手かったと思う。守備システムの中でスペースを消しているので、どのような仕掛けで攻守するかということをハーフタイムの間に話し合えたことが良かったと思う」と述べてくれました。主将の野村香奈選手は、「明日の試合は決定機を逃さずに得点力を高めて勝ちたい。上位入賞はできずに残念ですが、明日5位で勝って終わらせることは、次への大きな意義になるはずですので、チーム一丸となって頑張って勝ちたいと思います」と述べました。

敗れた『駿河台大学LADYBIRDS』久我監督は、本日の試合を振り返り、「しっかりと守って少ないチャンスを決めて勝とうと思っていたのですが、こじ開けられてしまって失点を許してしまった。明日の『天理大学ベアーズ』との試合は、ディフェンスをしっかりとしつつカウンターアタックを発揮し結果に繋げていきたいと思う」と話してくれました。


13:20 『コカ・コーラウエストレッドスパークス』 1対1 『山梨学院CROWNING GLORIES』
SOの結果、『コカ・コーラウエストレッドスパークス』が勝利

喜びを表現する『コカ・コーラウエストレッドスパークス』湯田葉月選手は、終了間際の土壇場で値千金の同点ゴールを挙げてガッツポーズをきめる
喜びを表現する『コカ・コーラウエストレッドスパークス』湯田葉月選手は、終了間際の土壇場で値千金の同点ゴールを挙げてガッツポーズをきめる

本日勝利した結果、明日の決勝戦へ挑む『コカ・コーラウエストレッドスパークス』アンドリューホブグッド監督は、本日の試合を振り返り、「いい試合内容ではなかったですが、結果を出せたことはよかったです」と述べ、明日の決勝戦については、「国内でいちばん強い『ソニーHC BRAVIA Ladies』ですので、ベストを尽くせればいいと思います」と話してくれました。主将の大田昭子選手は、「厳しい戦いになることは事前にわかっていましたが、立ち上がりの開始から相手のペースにのまれてしまい、先制点を許してしまったことで焦りがでて攻め急いでしまった。後半は全員が勝つ気持ちを強く抱いてプレイに意識を集中し、最後まであきらめることなく粘り強く戦ったことで勝つことができたのだと思います。明日も厳しい戦いになるので、今日の試合を振り返り、課題と対策をしっかりと全員で話し合い、チーム一丸となって優勝を目指して頑張ります」と語ってくれました。

惜しくも敗れ、3位決定戦に挑むことになった『山梨学院CROWNING GLORIES』のジョン・シアン監督は、本日の試合を振り返り、「終わってみれば力不足の一言に尽きます。強い相手なので簡単に勝てないことはわかっていた。今年のレギュラーシーズンにおいても、勝っている試合で残りわずかの時間帯に相手へチャンスを与えて失点を許してしまい、同点や逆転をしてしまうことがパターン化していた。互角のゲームをしながら勝てる意識をして浮き足立ち、失点して追いつかれて、シュートアウト(SO)で負けてしまうのは、ゲームコントロールが甘かったし未熟さを感じています。明日の3位決定戦は自分たちの持っている力を出し切って、『山梨学院CROWNING GLORIES』らしいゲームで、応援に掛けつけてくれているファンの方々や観客に喜んでもらえるようなプレイを見せながら3位を狙いたい」と話しました。


15:00 『ソニーHC BRAVIA Ladies』 4対0 『立命館ホリーズ』

攻守の要となり『立命館ホリーズ』を牽引してきた佐々木萌選手だが、格上の『ソニーHC BRAVIA Ladies』に一矢を報えることはできなかった。
攻守の要となり『立命館ホリーズ』を牽引してきた佐々木萌選手だが、格上の『ソニーHC BRAVIA Ladies』に一矢を報えることはできなかった。

本日敗れて、明日の3位決定戦に挑む『立命館ホリーズ』主将の笠丸千夏選手は、「4対0の結果でしたが、しっかりと走ることができ、粘り強いディフェンスもできていましたし、カウンターアタックの精度を上げることでチャンスは多く見つけられましたので、明日の試合に手ごたえを感じることができた試合でした。明日は学生チームの中でも圧倒的な強さを誇る『山梨学院CROWNING GLORIES』ですので、『立命館ホリーズ』のパス・ホッケーを展開しつつ、チャレンジャーの気持ちで粘り強く頑張りたいと思います」と本日の試合と明日の3位決定戦の抱負を語ってくれました。また、ゲームコントロールの要を担っている佐々木萌選手は、「ひとことで言うと悔しいです。前半は押されていましたが、後半はショートパスをつなぐ『立命館ホリーズ』らしいプレイができていたのですが、ハーフプレスで相手が引いていましたので攻めるチャンスをつくれないときに攻撃されて得点を許してしまったのが残念です。ただ、格上チームの『ソニーHC BRAVIA Ladies』でしたので、全員が思いきったプレイをすることができて楽しくプレイができました」と、負けた悔しさよりも、同じチームのみんなで試合をやりきった清々しい笑顔で話してくれました。

ダメ押しの4点目を挙げた『ソニーHC BRAVIA Ladies』の瀬川真帆選手は攻守に渡り、スピードあふれたプレイで観客を沸かしていた。
ダメ押しの4点目を挙げた『ソニーHC BRAVIA Ladies』の瀬川真帆選手は攻守に渡り、スピードあふれたプレイで観客を沸かしていた。

16:40 『東海学院大学』 3対0 『聖泉大学』
勝者『東海学院大学』は年間順位9位、敗者『聖泉大学』は年間順位10位が確定

相手の攻撃に対し、数的有利にして守備をする『東海学院大学』
相手の攻撃に対し、数的有利にして守備をする『東海学院大学』

9位の順位でホッケー日本リーグを終えた『東海学院大学』小林和典監督は、「前半から立ち上がり良く得点を挙げることができましたが、後半は攻めあぐねて得点をすることができなかったことが残念です」と試合内容を述べ、今年1年の振り返りと来年の抱負は、「今年は例年に比べて苦しいリーグ戦の試合展開になってしまった。若いメンバーが非常に多いので順位が低くなってしまいましたが、来年は今年の経験を活かして、ひとつでも上を目指して頑張りたいと思います」と話してくれました。また、主将の大谷愛風選手は、「いい形で前半を攻めることができましたが、決定力不足で後半に得点をできなかったことは悔しい試合でした。今年は成績が伸びなかったのですが、良い経験ができました。来年の選手たちに向けて様々な指導ができることが収穫です」と話してくれました。

今年10位の結果となった『聖泉大学』宮崎奈美監督は、試合を振り返り、「今年最後の試合となりましたが、今年は何事もチャレンジしていこうと、1年を通じてやってきました。つなぐホッケーをやろうということで、ボールを持っているいないにかかわらず、考えをプレイに表わせられるように続けてきたが、まだまだ個人スキルがホッケー日本リーグについていけていない部分がありますので、これからその部分を強化していきたいと考えています」と述べ、来年の抱負については、「チャレンジャーの方針は変わらないと思います。社会人や学生のトップチームと試合ができるホッケー日本リーグの経験は選手にとって財産となります。また『聖泉大学』は学生と社会人融合チームなので、いろいろなことを習得できる環境づくりも目指して来年もやっていきたいと思います」と話してくれました。主将の渡久山京香選手は、「開始早々からバタついた試合内容になってしまい、前半で修正をかけられずに終わってしまいましたが、後半には修正して、『聖泉大学』らしいホッケーで、失点を許すことなく、攻め続けることもできて良かったと思います。また、今年1年を通じて、社会人と学生のトップチームを試合させてもらい、今後の向上にもいい経験ができて充実した1年となりました。」と語ってくれました。

攻守に渡り献身的なプレーで観客を沸かしていた『聖泉大学』荒木美穂選手
攻守に渡り献身的なプレーで観客を沸かしていた『聖泉大学』荒木美穂選手
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