高円宮牌2023ホッケー日本リーグ男子H1は2日、東京都大田区・大井ホッケー競技場にてシーズンファイナル・3位決定戦を開催しました。
11:00 天理大学ベアーズ 2-3 ALDER飯能
天理のセンターパスで試合が開始された。第1Q序盤は互角の押し合いが続く。5分天理がPCを獲得。FB#2石川のフリックは飯能GK#1千田がセーブ。リバウンドをMF#12和田がリバースヒットを放つも再び千田の好セーブに阻まれる。飯能はカウンターで攻め上がるが天理の堅い守備に阻まれる。その後も天理が押し気味に試合を進めるも決定的なチャンスを作れないままスコアレスで第1Qを終える。第2Qに入り、17分、天理はPCからMF#21千葉がゴール左下に鮮やかなフリックシュートを決め先制する。18分天理に退場者が出て、徐々に飯能がペースを掴み始める。25分飯能がPCを獲得する。飯能#3安部がゴール右下にフリックシュートを決め同点に追いつく。続く28分、飯能は連続3回めのPCからFW#11北里がフリックシュートをゴール右に突き刺し逆転する。30分、終了間際のシュートシーンのプレーで飯能がビデオリファーラルを要求。結果、PSとなり飯能MF#7田村が冷静に決め3対1として前半終了。
第3Qに入り、勢いに乗る飯能は開始早々PSを獲得する。飯能FB#27大野が決めるもアンパイアのビデオリファーラルによりノーゴール。34分天理は右サイドから組み立てサークルインしシュートを放つものゴールとはならない。その後も追いつきたい天理は果敢に攻め込むが、飯能が堅い守りでシュートを打たせない。43分飯能が連続PCで、強烈なフリックシュートを放つも天理GK#31大石が好セーブを連発してゴールを割らせない。3対1と飯能リードのまま第3Qを終える。第4Qに入り、開始早々から天理が猛攻を仕掛けるが、飯能の堅い守りを崩せない。49分、飯能はカウンターからFW#9深見が抜け出しGKと1対1となるも、リバースヒットがミートしない。52分天理は左サイドを攻め込みMF#21千葉がリバースヒットを放つもGK千田のセーブに阻まれる。53分天理FW#24五勝出にイエローカード。1人欠いた天理は運動量を活かして果敢に攻め続け、飯能は堅い守りからカウンターを仕掛ける展開が続く。59分天理が左サイドから攻め込み、ライン際からのセンタリングを中央で待ち受けた#20田中(太)が上手く合わせてゴールを挙げるも試合はそのまま3対2で終了。中盤で勢いに乗った飯能が勝利しシーズン3位となった。
■試合詳細
<最終結果>
優勝 岐阜朝日クラブ BLUE DEVILS(3年ぶり4度目の優勝)
準優勝 LIEBE 栃木
3位 ALDER飯能
4位 天理大学ベアーズ
5位 立命館ホリーズ
6位 山梨学院OCTOBER EAGLES
7位 福井工業大学
8位 バリエンテ愛知ホッケーチーム