シーズンを終えて無事に帰国しました。
今年のチーム目標としていた『Challenge TOP 4!!』という目標をクリアすることができ、チームとしても所属クラブ全体としても、本当に盛り上がったシーズンでした。しかし、トップ4のみが出場できるプレーオフ、レギュラーシーズン1位のチームとの準決勝では1位の強さをしっかりと見せつけられました。オランダ代表揃いのチームで、どの選手もスキルがあるからこそ、それを活かすチームのコンビネーション能力も非常に高いチームでした。
試合の中で自分たちのゲームを作れた時間が少なかったです。しかしDFとして、相手のFWに積極的にプレッシャーをかけ、私の得意プレーの一つでもあるインターセプトをどんどん狙い、簡単にボールを受けさせない守備が出来た試合でもありました。試合の雰囲気もレギュラーシーズンとは全く違う雰囲気で、試合の中で味方に声が通らないってことも多々ありました。それほど、サポーターの人たちが多く、応援の声が常にありました。
DFの能力として、「指示の能力」は大切な能力の一つです。
シーズンの始めはその指示の「発信の仕方」に戸惑うこともありましたが、今ではほとんど戸惑うこともなく、チームメイトに指示を送ることもできるようになりました。
日本に興味を持ってくれるチームメイトばかりで、ロッカールームはオランダ語、英語、日本語が飛び交っていました。
毎日の練習の中で新しいスキルを学べる環境。
地域の人々が一体となってサポートしてくれる環境。
本当に暖かいチームでプレー出来たこと。
プレイヤーとして、人としてたくさんのことを学ばせて貰いました。
毎日の生活に刺激があり、本当に充実したオランダ生活でした。それを他ならぬ私が経験出来たことは、たくさんの方々のおかげです。その方々への感謝の気持ちでいっぱいです。オランダで学んだことは、日本代表や自チームでどんどん行動に移していきたいと思います。
そして、得たことをたくさんの方々に伝えていき、日本のホッケー界を今以上に盛り上げていきたいと思います!!