高円宮牌2017ホッケー日本リーグ女子、南都銀行SHOOTING　STARS対聖泉大学の試合は南都銀行のセンターパスにより開始される。開始３分南都銀行は⑩大塚からのセンタリングを⑪勝又がプッシュで押し込み先制点を挙げる。一方の聖泉大学も、果敢に攻撃を仕掛けるが南都銀行の堅い守備に阻まれ攻めきることが出来ない。
　第１Q １４分、南都銀行④浦島がタッチシュートを決め２－０とする。１５分にも南都銀行⑥鈴木がリバースシュートを決める。その後も攻撃の手を緩めない南都銀行は第２Q１８分、２３分、２５分と立て続けにシュートを決め６－０とし、聖泉大学との差をさらに広げる。
　第３Qになり、３４分、⑦平原がシュートを放つも、聖泉大学①古川が好セーブを見せ、徐々に聖泉大学もリズムをつかみ、第３Qは０－０で終える。
　しかし、第４Qは、再び猛攻をしかける南都銀行のペースで試合は進み、４９分⑤勝山がPCで豪快なヒットシュートを決める。５１分、５７分にも南都銀行が得点を重ね、そのまま試合は終了した。第１Q３－０、第２Q３－０、第３Q０－０、第４Q３－０　計９－０で南都銀行が勝利した。

南都銀行SHOOTING STARS

［野村 香奈（主将）］ーー今シーズンの初戦、どのような気持ちで臨んだかベテラン選手が引退して新チームになり、新しいチーム作りに集中してきた。初戦は必ず勝つことを目標にやってきたが、今日は大差で勝つことができてホッとしている。
ーーシーズンを通して目指すホッケーは南都の持ち味である粘り強い守備からの速攻やフォワード陣のスキルも光るものがある。ミッドからパスを配ってがつがつ攻めるチームにしていきたい。

聖泉大学

［渡久山 京香（主将）］ーー初戦を振り返って自分たちのモットーであるチャレンジャーの気持ちで、社会人相手でもチャレンジの精神を忘れずに臨むと決めていた。もっとチャレンジできた部分があったのかなと思う。
ーー聖泉大学が目指すホッケーとは人とボールが連動したホッケーを展開していきたい。チーム内での声掛けをもっとしっかりしていきたい。

［宮崎 奈美（監督）］ーー本日の結果を受けて開幕戦ということで選手も気合は入っていたと思うが、空回りした感じだった。相手は強豪ばかりだが、自分たちのポゼッションの時間を大事にすることを練習で求めてきた。ただ、相手のプレッシャーが強かった。もう少し積極的にプレーして欲しかったが、それを引き出せなかったのは私の責任。明日は学生相手なので、怖がらずにチャレンジャーとして積極的に臨んでいきたい。
ーー期待している選手は木村晴奈。不器用だか勢いがあり、どれだけ走っても疲れない。面白いプレーや相手をかき回すプレーに期待している。