天理のセンターパスにより第１Ｑが開始された。お互いに譲らない攻防が続く中、６分天理＃２３吉原から＃１１森がパスを受け、そのままゴール左下段にリバースシュートを決める。一進一退の攻防の中１５分、山梨は＃４中込のセンタリングを＃９河村がタッチし、１－１の同点とする。その後、山梨はＰＣのチャンスを得るが、得点につなげることができない。
　第２Ｑも両チーム譲らず、緊迫した雰囲気で試合は進んだ。１９分、天理＃１１森がサークル内でドリブルし、ＧＫをひきつけ＃２０満吉へ、満吉はＧＫをかわしプッシュシュートを決め追加点を挙げる。そのまま天理のペースになると思われたが、２７分山梨が混戦の中のこぼれ球を＃２６鈴木が押し込み振り出しに戻した。
　第３Ｑ、３９分山梨＃９河村がリバースシュートをゴール左下段に決めリードする。
　追いかける天理は第４Ｑ、４９分＃坪内がＧＫの弾いたボールをリバウンドで決め同点に追いつく。その後は山梨の流れを掴み、５６分山梨はＰＣから＃小林が押し込み４点目をあげリードした。天理も果敢に攻め込むが、追い付けず３－４で山梨が勝利した。

天理大学ベアーズ

［中村 瑛香（主将）］ーー今日の試合の敗因は相手チームというより、自分たちのミスが多い失点もあった。自分たちがどうなるかというところを、もっと追究し気持ちを切り替えて、明日の試合に臨みたいと思う。

［長谷部 謙二（監督）］ーー今日の試合について相手チームの4点のうち3点は、自分たちのミスからの3失点なので、そういうところを考えた場合に、明日へ修正していこうと思う。
ーー明日の試合までに修正点はあるか自分たちが目指すホッケーができれば、必然的に勝ちはついてくると思うので、気持ちをリセットして頑張りたいと思う。

山梨学院CROWNING GLORIES

［藤林 千子（主将）］ーー明日の試合への意気込みは開幕から3連勝しているので、この勢いに乗って4連勝を目指して頑張っていきたいと思う。

［ジョン・シアン（監督）］ーー今日の試合について今年の天理大学は、すごい選手が揃っていて、いいチームになっているので、今日はどうなるかと内心考えていたが、結果的に勝てて良かったです。
ーー明日の試合どのように挑むか毎回同じように、リーグ戦は積み重ねで力を付けていく大会なので自分たちの持てる力を全力で強い対戦相手にぶつけて結果を楽しむ。