聖泉のセンターパスにより試合が開始された。試合開始早々、3分ソニーがPCを獲得し、FB＃4坂井がヒットシュートで決め先制する。試合を優位に進めるソニーは10分FW＃8深野、11分にも坂井がPCから加点し、第１Qは３-０とソニーがリード。
　第２Q18分FW#9永井がドリブルで華麗にかわし得点する。23分にもPCから＃8深野、27分FW#7小沢、28分FW#15八木が決め、ソニーが７－０で第２Qを折り返す。
　第３Qも37分にMF#10永井のリバースシュートを＃8深野がタッチで決める。44分FB＃14小川がPCからフリックで左上に決め９－０とする。
　第４Qに入っても運動量の落ちないソニーは46分＃7小沢、46分MF#13真野、49分＃7小沢、55分＃9永井、57分＃10永井が立て続けにゴールを決め、終始ソニーが主導権を握り、14-0の大差で勝利し、勝点９とした。

ソニーHC BRAVIA Ladies

［永井 祐司（監督）］ ーー圧勝でしたね 地元チームの聖泉大学は体を張ったしっかりしたプレーをしてきたが、選手が冷静に対応してくれた。
ーー敢えて課題を上げるとすれば まだディフェンスラインからインサイド、トップにボールを上げるときに、ただ単に空いている選手に出すのではなくチャンスに繋がるようなパスを出せるのかという判断がまだ不十分だと思った。敢えて点数をつけるとすれば６５点くらいですね。
ーー明日は東海学院大学戦です たくさん練習試合をお互いにやっていて、相手は伸びている選手が多く、ソニーの手の内もよく知っているので、簡単には勝たしててくれないと思う。 相手の闘志も含めて上回っていけるようにしたい。
ーー今年はチームのメンバーが入れ替わりました 勝ちだけにこだわって守り固めてというホッケーではなく、少々リスクを背負ってでも攻撃をしていくチームを目指している。 世界に通用する攻撃レベルの選手をソニーから出していきたい。普段からそういうホッケーをやろうとしている。 若い人たちが東京五輪を目指していくという意味でモチベーション高く、他のチームが結果にも出ている。 私たち実業団チームも負けることができないし、しっかりと一戦一戦、戦っていきたい。

聖泉大学

［宮崎 奈美（監督）］ ーー本日の試合を振り返って チャレンジャーとしてどのチームに対しても守りに入ることなく、攻めて得点を取れるように意識している。経験を詰んでいかないとまだまだ何も知らないこもたくさんいるので良い経験になり、今後が楽しみで前向きに取り組んでいる。若い選手にはこれが日本トップのレベルだぞというのをわかってもらえたと思う。プレーの駆け引きを一人一人が考えられるいいチャンスだったので得られたものは大きかった。
ーー明日の試合は立命館ホリーズ戦です どのチームに対してもやることは変わらずにチャレンジャーとして攻めたい。得点を取るために前向きにプレーするのみです。
ーー本日も大声援でした。明日も地元の大声援です。 勝敗も大切な要素ですが、まずは聖泉大学というチームがあって一生懸命さが伝わって 少しでも多くの方に応援してもらえるように明日も頑張りたい。