聖泉のセンターパスにより、試合が開始された。開始早々から天理が怒涛の攻撃でゴールに迫る。3分天理＃２０満吉が右サイドからのボールをプッシュシュートで決め先制する。その後も天理は左サイドを起点にチャンスを作っていく。天理11分＃11森が右サイドからのセンターリングを豪快なタッチシュートで決め、2－0とする。このまま第１Qを終了する。
　第2Q、追いつきたい聖泉は前線にパスをつなげようとするが、天理のディフェンスに阻まれる。24分天理PSを獲得、これを＃10松本が決め3ー0とする。反撃に出たい聖泉だが、こぼれ球を天理に拾われリズムを作れないまま第2Qを終了する。
　第3Q、開始早々、聖泉は積極的にインターセプトを狙いゴールに迫る。天理の猛攻を凌ぎながら、聖泉は＃７河田と＃22山田を中心にカウンターを仕掛ける展開が続く、対する天理もドリブル突破やPCで攻めるが得点には至らず第3Qは終了する。
　第4Q天理のペースで試合が展開され、天理48分＃12沖原がPCのこぼれ球を押し込み4－0とする。続く49分＃11森が押し込み5－0とする。55分＃26菅原がライン際から押し込み6－0とし終了。

天理大学ベアーズ

［長谷部 謙二（監督］ ーー６－０完勝でしたね パスのテンポが自分たちのペースでできなかったというのが気になっている。 ３クォーター目に相手のやってくることに対して、こちらの噛合が悪かった。修正して４クォーターで仕切り直すことができた。
ーー３クォーターと４クォーターの間で特に何がかわったか 試合の中で同じようなチャンスはあったが、第４Qは得点につながったが、それ以外は相手の粘り強いDF、キーパーのセービングで得点とならなかった。４クォーターはきちんと選手が決めてくれた。
ーー残り３試合、ベスト４進出に向けて負けられない試合が続きます。 特にソニーHC戦はディフェンシブなホッケーなるが、少ないチャンスを確実モノにできるようにすることと組織的な守備力の向上を図っていきたいと思います。

聖泉大学

［宮崎 奈美（監督）］ ーー本日の試合を振り返ってください 相手は強豪チームなのでチャレンジャーとして、受け身にならないことを意識していた。けが人も多い中でスタミナ不足も今日は感じられた。
ーー４クォーターに連続失点してしまった原因は何か １人怪我をしてDFが減り、DFに負担がかかってしまった。 全体的に足が止まってしまったので、MFもFWも運動量はアップしていかないといけない。
ーー勝ち点が遠いですね まずは得点を取りたい。攻められると守りばかりを意識してしまうので、守りながらも攻撃をし得点するという意識を持てるようにしたい。そうすればこれまで以上にボールもつながるようになると思う。ディフェンスラインを上げて攻撃を意識していくことを修正課題と感じている。強いチームとの対戦が続くのでスタミナを強化しながら得点に繋げていきたい。