強い日差しが照りつける中、天理大学のセンターパスにより、試合が開始された。試合開始早々、東海学院大学が押す展開となった。5分、サークル外から打ち込まれたボールに対して、東海学院大学#13山口がタッチを試みるも、得点には繋がらない。天理大学も積極的にサークルインを狙うが、東海学院大学の堅い守備に阻まれる。
　第2Qの後半からは天理大学の流れになり、11分、天理大学#6伊藤の打ち込みに#11森が合わせ、先制点を決めた。さらに攻撃の手を緩めない天理大学は、14分にもサークル内で再び#11森がリバースヒットをゴールに突き刺し、2点のリードを奪い、試合を折り返した。
　第3Qは東海学院大学のセンターパスで開始された。6分に東海学院大学がPCを獲得し、タッチシュートを狙うも反撃の1点とはならなかった。その後も、両チーム激しくボールを奪い合うが、試合は膠着状態となり、天理大学の2点リードで最終第4Qへ突入した。
　このままでは終われない東海学院大学は攻勢に出る。3分から4分にかけて立て続けに3本のPCを手にするが、いずれも天理大学の守備陣に阻まれ、なかなか得点を挙げることができない。対する天理大学もカウンターから速攻を仕掛けるが追加点を挙げることができず、このまま試合は終了し、天理大学が2－0で勝利を収めた。