南都のセンターパスにより、試合が開始された。試合開始早々、ソニーがプレスからの速攻を仕掛けるが、南都は落ち着いた守りを見せる。第1Ｑ前半はソニーが押し気味に試合を展開するが、南都は前線での激しいプレスで応戦し、10分に相手のミスからＰＣを獲得した。しかし、これをものにすることができなかった。　
　第2Ｑに入ると、試合の展開は更に激しさを増していく。ソニーは、16分にＰＣを獲得し、#4坂井がプッシュシュートを放つも、これは南都銀行ＧＫ#1浦田の好セーブによって阻まれた。ソニーはその後も攻撃の手を緩めず、4分には左サイドからの展開でサークルインし#13真野がヒットシュートを打つなど南都ゴールに迫る。そして11分、ソニーはＰＣを獲得し、#2内藤のスウィープシュートが相手ＧＫの逆を突き、ゴールに吸い込まれた。負けじと南都もチャンスを作る。13分には#15小森が左サイドからドリブルで切り込みサークルインするもチャンスには繋がらなかった。更に13分には相手ＰＣのミスからカウンターのチャンスを手にするが、これも得点には至らず、同点に追いつくことができない。
　第3Ｑ開始後すぐは、ソニーが優位に試合を進めていたが、3分にソニー#4坂井がグリーンカードにより2分間の退場となった。この時間帯あたりから、試合の流れが徐々に南都に傾き始めた。次第に南都のボールポゼッションが多くなり、8分に得たＰＣを#19早戸がきっちりと決め、遂に同点に追いついた。勢いづいた南都は10分にもサークル内での混戦から立て続けにシュートを放つも、ソニーＧＫ#1景山がナイスセーブで勝ち越しは許さなかった。
　そして、最終第4Ｑに試合は突入した。開始早々、第3Ｑの流れをそのままに南都がペースを掴み、2分にＰＣを獲得した。#9野村のフリックシュートがゴール左上に突き刺さり、この試合初めてリードを奪った。このままでは終われないソニーは息を吹き返し、3分に　#21瀬川が右からドリブルで駆け上がり、サークルインしシュートを放つも同点に追いつくができない。しかし、7分に得たＰＣで#8深野が鮮やかなタッチシュートを決め、土壇場で同点に追いついた。このまま試合が終了し、両チーム同点2－2で試合が終了した。