5か月に渡って激闘が繰り広げられてきた高円宮牌ホッケー日本リーグ(日本リーグ)もいよいよ佳境に入る。今週末は、リーグ戦の頂点を決めるH1決勝トーナメントが始まる。
《山梨学院OCTOBER EAGLES vs 立命館ホリーズ (10月1日13時~)》
H1準決勝1戦目は山梨学院OCTOBER EAGLES対立命館ホリーズ。関東、関西でそれぞれ覇権を争い、全国レベルでの活躍を続ける強豪校が日本リーグで激突する。両チームは今シーズンの全日本大学王座決定戦(王座)で対戦し、立命館に軍配が上がっている。また、第4節で行われた直接対決は引き分けに終わっている。山梨学院は日本リーグにおいてここ数試合、勝利から遠ざかっている。得点ランキングで2位につけるFW山﨑晃嗣やU-21日本代表経験のある伊藤義一が復活の起爆剤となることができるか。対する立命館も第4節以降白星を獲得できずにいる。FB曽根基主将をはじめとしたスター揃いのチームは地元開催の今節、久々の勝利で対戦成績を上げることはできるか。
《診療印刷 vs 天理大学ベアーズ (10月1日15時~)》
2戦目は診療印刷対天理大学ベアーズ。第5節での直接対決は引き分けとなっている。診療印刷はH1で2位につけ、社会人チームトップの成績を残して決勝トーナメントに挑む。得点ランキング3位のMF村田和麻、4位のFB黒川大地が得点を決め、チームに勝利をもたらす。対する天理大学は関西学生春季リーグ、王座、西日本インカレの3つを制しており、今1番勢いに乗っている学生チームだ。しかし日本リーグでは山梨学院に首位を許している。得点ランキング堂々のトップに君臨するFB山田翔太、対福井クラブ戦、対診療印刷戦で立て続けに点を決めているMF落合晴輝が攻撃の起点となることが期待される。また、直近の直接対決は天理大が勝利を収めている。ここで再び診療印刷を破り、日本リーグ制覇へ向けての良い流れを作り出したい。