高円宮牌2017ホッケー日本リーグ女子は5月13日(土)、滋賀県米原市・県立伊吹ホッケー場にて第2節第3日を開催いたしました。
『聖泉大学』は、『ソニーHC BRAVIA Ladies(以下、ソニー)』と対戦し、0対14で『ソニー』が勝利しました。『東海学院大学』は、『立命館ホリーズ(以下、立命館大)』と対戦し、2対3で『立命館』が勝利しました。
『聖泉大学』(0対14)『ソニー』
圧勝した『ソニー』の永井監督は、「体を張ったしっかりしたプレーをしてきたが、選手が冷静に対応してくれた。敢えて課題を挙げるとすれば、まだディフェンスラインからインサイド、トップにボールを上げるときに、ただ単にフリーの選手に出すのではなく、チャンスに繋がるようなパスを出せるのかという判断がまだ不十分だと思った。敢えて点数をつけるとすれば65点くらい」と試合内容を分析し、「勝ちだけにこだわって守りを固めてというホッケーではなく、少々リスクを背負ってでも攻撃をしていくチームを目指している。世界に通用する攻撃レベルの選手をソニーから出していきたい。普段からそういうホッケーをやろうとしている。 若い人たちが東京五輪を目指していくという意味でモチベーション高く、他のチームが結果にも出ている。 私たち実業団チームも負けることができないし、しっかりと一戦一戦、戦っていきたい」と新チームとなった現状からこれからの抱負を熱く語ってくれました。
『東海学院大学』(2対3)『立命館大』
接戦を制した『立命館大』の松村ヘッドコーチは試合を振り返り、「勝ち点を取れたことは良かった。常に先制、勝ち越しとリード出来ていたのは良かったが、失点を防いで勝てる部分はあったのではないかと思う」と語ってくれました。
また、惜しくも敗れた『東海学院大学』の小林監督は、「もう少し丁寧にやれば点数につながったと思う。パスワークが上手くいかなくて、反転から相手にいい形で失点してしまった。若い選手も多いので、次やるときには攻守のバランスを考えながら試合い臨みたい」と話してくれました。