高円宮牌2017ホッケー日本リーグ女子は5月13日(土)、奈良県天理市・親里ホッケー場にて第2節第3日を開催いたしました。
『コカ・コーラウエストレッドスパークス(以下、コカ・コーラウエスト)』は、『グラクソ・スミスクラインOrange United(以下、GSK)』と対戦し、3対2で、『コカ・コーラウエスト』が勝利しました。『天理大学ベアーズ(以下、天理大)』は、『山梨学院CROWNING GLORIES(以下、YGU)』と対戦し、3対4で『YGU』が勝利しました。『南都銀行SHOOTING STARS(以下、南都銀行)』は、『駿河台大学LADYBIRDS(以下駿河台大)』と対戦し、3対0で『南都銀行』が勝利しました。
『聖泉大学』(0対14)『ソニー』
<奈良県天理市・親里ホッケー場>『コカ・コーラウエスト』(3対2)『GSK』
開始早々に得点し、逆転されながらも、第4クォーター残り5分で再度逆転し、3対2で勝利した『コカ・コーラウエスト』のニール・アンドリュー・ホーグッド監督は今日の試合内容について「かなり厳しい試合内容だった。前半はGSKのハードワークが勝り苦戦したが、何とか後半で自分たちのペースを取り戻すことができたので、その部分は良かったと思う」と話し、明日第4日の対戦相手YGUとの試合については、「明日もすごくいい試合になると思う。『YGU』もいいチームだと思うので、第1クォーターから第4クォーターまでの全てを通して、いいプレーをしていかないと勝てないので、頑張ってやりたいと思う」と語ってくれました。また、ゲームキャプテンの西村綾加(にしむらあやか)選手は、「今日のゲームは自分たちのミスが多く、うまくパスゲームの展開ができなかったが、明日はしっかり本日の反省を活かし、自分たちのホッケーができるようにしたいと思う」と、明日の意気込みを話してくれました。
また、開始早々の立ち上がりに得点されながらも逆転し、ハードワークで試合運びを優位に進めていた『GSK』主将の齋藤美咲(さいとうみさき)選手は、「チームのモチベーションは高く保たれているので1試合ごとの集中力と脚を途切れることなく、これからもやっていきたい。開始早々の立ち上がりに失点してしまったことと、チャンスで決めきれずに失点してしまったことが敗因となって悔しいが、まだまだこれから自分たちのホッケーを応援してくれているみなさんに見せていきたい」と語ってくれました。
『天理大』(3対4)『YGU』
一進一退のシーソーゲームの上、逆転勝利をおさめた『YGU』の藤林千子(ふじばやしちこ)選手は、「開幕から3連勝しているので、この勢いに乗って4連勝を目指して頑張っていきたいと思う。」と喜びを語ってくれました。ジョン・シアン監督は、「今年の天理大学は、すごい選手が揃っていて、いいチームになっているので、今日はどうなるかと内心考えていたが、結果的に勝てて良かった」と話してくれました。
また、ホームゲームで宿敵『YGU』に敗れた『天理大』主将の中村瑛香(なかむらえいか)選手は敗因について、「相手チームというより、自分たちのミスが多い失点もあった。自分たちがどうなるかというところを、もっと追究し気持ちを切り替えて、明日の試合に臨みたいと思う」と語ってくれました。そして、『天理大』長谷部監督は、今日のゲームについて「相手チームの4点のうち3点は、自分たちのミスからの3失点なので、そういうところを考えた場合に、明日へ修正していこうと思う」と話し、明日の修正ポイントについては「自分たちが目指すホッケーができれば、必然的に勝ちはついてくると思うので、気持ちをリセットして頑張りたいと思う」と冷静にチームを分析しながら語ってくれました。
『南都銀行』(3対0)『駿河台大』
安定した守りと速攻からの得点で『駿河台大』を制した『南都銀行』樋口監督は、「相手の粘り強い組織に、少し時間が必要だったが、最後はきっちりと勝ち点は取れたので、これからもまた修正しながらやっていきたいと思う」と語ってくれました。
また、主将の野村香奈(のむらかな)選手は、「全員で粘り強い守備をして、全員で攻撃して得点を狙いにいくことが自分たちのホッケー。そのホッケースタイルでペースを掴んでどんどん攻めて、先制点を取って勝てるようにやっていきたいと思う」と、これからの意気込みと共にホッケーの信念を語ってくれました。