決勝 12:40 山梨学院 OCTOBER EAGLES(リーグ1位)0-2 岐阜朝日クラブ BLUE DEVILS(リーグ2位)(駒沢オリンピック公園第一球技場)
雲一つな無く冷たい風が吹く中、山梨学院のセンターパスにて決勝戦が開始された。
第1Q。前半開始1分、相手の意表を突く形で#10田中がドリブルで相手陣に攻め込み、プッシュシュートにて幸先の良い1点目をもぎ取る。両者攻めきれない展開が続くなか、14分山梨がペナルティーコーナーを獲得。正面からのハイプッシュを#1キーパー吉川が好セーブにてゴールを守り、追加点を許さない。第2Q。反撃を狙い果敢に攻める山梨だが、22分またも#10田中がゴール前で捕えたボールをリバースシュートで決め、山梨を突き放す。
第3Q。中盤からの打ち込みにてPCを獲得した山梨。正面下に打ち込んだシュートをキーパーが弾き、こぼれたボールを押し込むも岐阜が守りきり追加点を防ぐ。さらに、43分山梨側に決定的なチャンスが訪れるものの、なおも#1吉川が粘りきり相手の反撃を食い止めた。
第4Q。あとがなく追いつきたい山梨、果敢に相手陣まで攻めていくがなかなか岐阜の堅いディフェンスが破れない。ボールを奪った勢いで攻めに転じる岐阜にうまくリズムを作れず。相手の陣地深くまで攻め入るが、シュート手前で#5山田のディフェンスに阻まれた。終盤まで岐阜の強い守りが得点を許さず、岐阜朝日クラブが見事優勝を果たした。
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3位決定戦 11:00 天理大学ベアーズ(リーグ3位) 2-2 (SO 3-1)立命館ホリーズ(リーグ4位)
天理のセンターパスで始まった試合は立命館のペースで試合が進む。しかし、6分センターライン近くのパスカットからの速攻でPCまで持ち込む。#3稲山のシュートは一番騎に弾き返されるも、リバウンドを#9福田がヒットシュートでゴールに叩き込み幸先よく先制。その後、立命館が反撃に転じ、PCを立て続けに取るも、天理の堅守の前に得点ならず。ボールポゼッションに勝る立命館に対し、パスカットからの速攻でゴールに迫る天理という展開で1Qが終了。
続く2Qも、天理の堅い守備に攻めあぐねる立命館という展開。天理が自陣でボールを奪い、スクープで前線にフィード。#11杉野がヒットシュートを放つも、#2GK青木のセーブに会い得点ならず。反撃に出たい立命館だが、天理の堅守でなかなかサークルまで入れない。ようやく左サイドから取ったPCもゴールに結びつけることはできない。そのまま一進一退で試合が進み、お互い決定機を作ることができず、前半は1-0天理リードで折り返す。
3Qは、お互い中盤でのボール奪取から、相手陣内への侵入を試みる展開に。サークル手前で#19日置がパスを受けスピードで侵入を試みる。天理DFはたまらずファールで止め、PCとなる。繰り返しPCを奪取し幾度となくゴールに迫るが同点に追いつくことできない。40分立命館はリバウンドを#17加藤がゴールに放り込み同点。勢いに乗り攻めたてる立命館は42分にPCを奪取。しかし、#1GK松田の好セーブで逆転を許さない。そのまま1-1の同点で最終Qを迎える。
4Qも攻守の展開が激しい試合運びとなる。お互い中盤でのボールの奪い合いの中、右サイドからの攻めで立命館がPCを奪取する。しかし、#17のプッシュシュートはゴール左に外れ勝ち越すことができない。直後に天理も反撃し、PCを奪取したかに思えたが、立命館のチャレンジによりジャッジが覆りビハインドとなる。攻防は激しさを増し、退場者も出る中、58分、右サイド25ヤード近くからのロングパスを#7永井がリバースで合わせ、ついに逆転2-1とする。諦めない天理はキーパーをフィールドプレーヤーに替え、パワープレーに出る。これが功を奏し左サイドから#9福田が攻め上がり、サークルに侵入してリバースヒット。これがゴール右隅に突き刺さり、劇的な同点ゴールを生む。そのまま4Qのホーンが鳴り、SOへ突入。
SOは天理GK#1松田が幾度となくシュートを止め、#10山口が最後に決め、SO3-1で天理が3位をもぎ取った。
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<最終順位:男子H1>
優勝:岐阜朝日クラブ BLUE DEVILS(初優勝)
準優勝:山梨学院 OCTOBER EAGLES
3位:天理大学ベアーズ
4位:⽴命館ホリーズ
5位:小矢部RED OX(入替戦の結果、来季H2降格)
6位:ALDER飯能(来季H2自動降格)