高円宮牌2018ホッケー日本リーグ女子は10日、岐阜県・川崎重工ホッケースタジアムにて1stステージ第4節第9日を開催しました。
14:00 東海学院大学 0-3 グラクソ・スミスクラインOrange United
グラクソ・スミスクラインOrange Unitedのセンターパスにより試合が開始された。開始3分、グラクソがロングボールからの得点チャンスを作るが、GK#12河合に阻まれ得点には至らない。その後、スクープからの反転速攻を狙った東海学院大学は、#27小早川がサークル内へ切り込むも、ゴール枠を捉えることができない。試合の流れが両チーム共につかめず、0-0で第1Qが終了。第2Q開始早々グラクソが攻め込み、16分#19五島の左からのセンタリングを、東海学院DFがトラップミスし、オウンゴールとなる。細かいパスワークから反撃を狙う東海学院は、積極的に前線へ飛び出すも、グラクソの組織的な守備によりチャンスが作れない。流れをつかんだグラクソは23分、エンドライン際で#14尾関が放ったセンタリングに#19五島が反応し、追加点をあげる。グラクソの2点リードで第2Qが終了。
第3Q、一転攻勢に出てゴールに迫った東海学院は34分、PCからPSを取得するもシュートを外し、チャンスを逃す。35分、グラクソは素早いリスタートから細かいパスを繋ぎ、サークル内でGKと一対一の場面を作る。#11柴田が落ち着いてGKの足元をつき、3点差とする。4Q、一点を返したい東海学院はロングボールからの反撃を試みるが、グラクソの積極的なインターセプトでなかなかチャンスをつかむことができない。両チームともに体を張った激しいプレーが目立ち、54分グラクソ#8山口にグリーンカードが科せられる。東海学院は数的有利になるが反撃は及ばず、0-3でグラクソが勝利する。
■試合詳細
16:00 ソニーHC BRAVIA Ladies 5-0 南都銀行SHOOTING STARS
南都銀行SHOOTING STARSのセンターパスにより試合が開始された。開始早々、パスカットからソニーHC BRAVIA Ladiesが攻め込む。3分、#20清水がサークル内のこぼれ球をダイレクトシュートし先制する。流れに乗ったソニーは5分、#9永井友が南都銀行の守備の隙をつき、追加点をあげる。流れを止めたい南都銀行は、コートを大きく使ったパス回しからFWに繋ぎ、#15鳥山がドリブル突破で切り込むが、ソニーの堅い守備に阻まれる。その後、ソニーは10分#20清水がこのクオーター2点目をあげる。13分にはPCから#14小川が得点し、4-0で第1Q終了。第2Qに入り、両チームともコート中央からカウンターで攻め、激しい攻防が続く。点数が欲しい南都銀行は、26分にPCを取得するが得点に繋げることができない。一進一退の攻防が続き、第2Qは両チーム得点がないまま終了する。
第3Q、一点が欲しい南都銀行は、ロングパスから前線を狙い、36分にPCを取得。GK#1景山の好セーブに阻まれ得点することができない。その後、ソニーは反転速攻から更なる追加点を狙い、果敢に攻め込むが、得点には至らず第3Qが終了。第4Qに入っても粘り強い姿勢を見せる南都銀行は48分、カウンターからPCを取得。チャンスを得るが、ゴールの枠を外す。試合は終盤に差し掛かり、両チーム一歩も引かない激しい攻防が続く。このまま試合が終了するかと思われた58分、#18石川のセンタリングに#20清水が反応し、華麗なタッチシュートでこの日3点目をあげ、ハットトリックを達成する。試合が終了し、5-0でソニーが勝利する。
■試合詳細