高円宮牌2019ホッケー日本リーグ男子H1は29日、大阪府茨木市・立命館OICフィールドにて第4節第7日を開催しました。
11:30 天理大学ベアーズ 3-2 山梨学院OCTOBER EAGLES
山梨学院のセンターパスで試合開始。互いにサイドから縦へのパスを繋ぎ攻撃を仕掛けてゆく。その最中で8分に山梨学院の#9深見がこぼれ球を押し込み先制する。その後、天理大学もPCを獲得し、得点を狙うも山梨学院の堅い守備に阻まれる。さらに、カウンターで山梨学院もチャンスを作るが、得点とは至らず第1Qを終了する。
勢いそのままに第2Qも山梨学院ペースで試合が進行する。18分にPCから#5沖津のフリックシュートが決まり突き放す。劣勢の天理大学も26分に負けじとPCを獲得。#29膳棚から#14藤原が合わせて1点を返す。徐々に天理大学がペースを掴みつつ前半を終える。
天理大学のセンターパスにより第3Qが開始。第3Qも天理大学が積極的に攻撃を仕掛けてゆく。サークル内への打ち込みやドリブルインの回数が増え、得点のチャンスを幾度となく作るも、山梨学院ディフェンス陣の懸命な守備が得点を許さず勝負は第4Qへ。
何とか追いつきたい天理大学は猛攻を仕掛ける。必死に山梨学院もこらえていたが、52分#17石崎がタッチシュートを決め、天理大学が同点とする。さらに、カウンターを仕掛けて天理大学#24松本がスイープシュートを決めて遂に逆転する。山梨学院は必死に追い付く姿勢を示していたが、及ばず3-2で天理大学の勝利となった。
■試合詳細
13:20 LIEBE栃木 2-0 ALDER飯能
A飯能のセンターパスで試合開始。第1Q5分、スクープで右サイドへ展開し、A飯能がPCを獲得。#13安部がフリックシュートを放つが枠を外れる。L栃木は長い縦パスを有効に使って攻めるが、A飯能の堅い守りがチャンスを作らせない。
A飯能が押し気味だった第1Qとは打って変わり、第2QはL栃木が徐々にポゼッションを増やしていく。ドリブルやロングパス、ダイレクトなどコンビネーションを使って攻め上がるものの、決定的な場面を作ることが出来ず、前半を終了して両チーム無得点で、後半戦を迎える。
L栃木のセンターパスにより第3Qが開始。早々33分、L栃木は速攻からPCを獲得し、怒涛の連続シュートを放つが、A飯能GK#18斉藤が素早いステップで連続好セーブを魅せた。しかし、L栃木の攻撃の手は緩まることなく、42分#9大橋によるフリックシュートがゴール右に突き刺さり、待望の先制点を獲得した。
さらに、第4Q51分、#11佐藤のリバースヒットが決まり、点差を2点に広げた。A飯能にとっては我慢の時間が続くが、カウンターのチャンスを狙う。A飯能が58分にPCを獲得し、強烈なスイープシュートを放つが、L栃木の堅い守りに阻まれ得点できない。このまま試合が終了し、L栃木が2-0で勝利。首位をキープした。
■試合詳細
15:10 岐阜朝日クラブ BLUE DEVILS 1-1(SO 4-2) 立命館ホリーズ
立命館Hのセンターパスで試合開始。2分に#1加藤がサークル内で出したセンタリングが岐阜朝日のディフェンダーに当たりゴールイン。幸先よく立命館Hが先制する。その後、岐阜朝日もスクープを使い相手陣に攻め込みながら、チャンスは作るもののなかなかサークルインには至らない。立命館Hも#30田中を中心とした攻撃でPCを獲得するが、追加点は奪えず、第1Qを終了する。
第2Qも一進一退の攻防を繰り広げ、激しいボールの奪い合いが中盤で繰り広げられていたが、18分に#16落合がドリブルインからリバースヒットを決め、同点に追いつく。徐々に岐阜朝日がペースを掴みながら前半を終了する。
岐阜朝日のセンターパスにより第3Qが開始。第3Qも白熱した試合展開が繰り広げられ、両チームチャンスを作る。立命館Hはドリブルを駆使した攻めをみせ、岐阜朝日はロングボール、センタリングを多用してゴール前にボールを供給していくが、両チームのGKのファインセーブが続き、両チーム無得点で第3Qを終了する。
第4Qは早々に岐阜朝日がPCを獲得したが、立命館Hが得点を許さない。さらに、岐阜朝日の猛攻が続くが#2青木が再三のセーブによって得点を阻止する。試合終了間際にPCを獲得し、勝ち越しを画策したが、点を奪えない。勝負はSO戦にもつれ込む。岐阜朝日は冷静に4人連続で成功させ、#1吉川が2本セーブしたため岐阜朝日が勝利となった。
■試合詳細