高円宮牌2020ホッケー日本リーグ女子は22日、東京都品川区/大田区・大井ホッケー競技場にて開催しました。
9:00 東海学院大学 2-2(SO2-3) 天理大学ベアーズ
天理大学のセンターパスにより試合が開始された。試合開始から両チームの激しい攻防が続く。8分天理大学がPCを獲得し、#3島谷のスイープに#2小嶋がタッチで合わせ先制。対する東海学院はドリブルでサークルに持ち込むが、天理大学の堅い守備により得点にはつながらない。そのまま0-1で天理大学がリードで第1Qを終える。
第2Q開始早々東海学院#9森作がシュートを打つも枠を捉えきれない。第2Q7分東海学院#18松本のパスから#19河合がリバースヒットを決め1-1に追いつく。天理大学も負けじと攻め込むがDFに阻まれる。第2Q13分東海学院がPCを獲得するも得点には繋がらない。1-1の同点で第2Qを終える。
第3Q5分東海学院#15佐守がスイープで押し込み2-1とリードを広げる。負けられない天理大学は果敢に攻め込むも、勢いに乗った東海学院が攻撃の手を緩めない。2-1で東海学院リードのまま第3Qを終える。
勢いそのまま東海学院の攻撃が続くが、ここで追いつきたい天理大学が第4Q8分にPCを獲得し#11中口がフリックを決め2-2と試合を再び振り出しに戻し、SO戦へともつれ込む。
SO戦の結果2-3で天理大学が勝利を収めた。
■試合詳細
11:30 立命館ホリーズ 1-2 グラクソ・スミスクライン Orange
立命館のセンターパスにより試合が開始された。開始早々立命館がPCを立て続けに獲得するが、GSK#18南が好セーブをする。その後激しい攻防が続くが、両チーム無得点のまま第1Qを終える。
第2Q3分GSKがチャレンジを成功させPSを獲得し、それを#14尾関が確実に決め0-1とする。勢いに乗ったGSKは第2Q8分にPCを獲得するが、立命館DFが阻止する。立命館はカウンターを仕掛けるも得点には繋がらない。
第3Q7分GSKがPCを連続で獲得し、浮き球を#4中村がタッチで押し込み確実に追加点をあげ、0-2とリードを広げる。攻撃の手を緩めないGSKに負けじと立命館も果敢に攻めるが得点には至らず0-2のまま第3Qを終える。
第4Q5分GSKが再び連続でPCを獲得するも立命館#1木下が阻止する。何とか得点をあげたい立命館は終盤第4Q14分にPCを獲得。これを#2山根がヒットシュートを決め、待望の1点をあげる。追い上げたい立命館だったが、終始主導権を握っていたGSKが社会人の強さを見せつけ、1-2でGSKが勝利した。
■試合詳細
14:00 山梨学院CROWNING GLORIES 0-1 南都銀行 SHOOTING STARS
南都銀行のセンターパスにより試合が開始された。両チーム攻防を繰り広げるも得点には繋がらず、0-0で第1Qを終える。
第2Q開始早々山梨学院が高い攻撃力により南都銀行のゴールを脅かす。南都銀行もインターセプトからチャンスを作る。第2Q6分山梨学院はPCを獲得するが決めきれない。すると第2Q10分南都銀行#13荒川の打ち込みに#17中尾がタッチで合わせ先制点をあげ0-1で折り返す。
1点ビハインドで第3Qを迎えた山梨学院はさらに勢いのある攻撃をし第3Q11分にPCを獲得するも得点には繋がらない。追加点をあげて突き放したい南都銀行も攻撃の手を緩めず、攻防が続き0-1のまま最終クウォーターに突入する。
何とかして追いつきたい山梨学院はパスワークでサークルインを繰り返すも、南都銀行の堅い守りに阻まれ追いつくことができない。激しい攻防が続き手に汗握る試合展開だったが、チャンスをものにした南都銀行が勝利を収めた。
■試合詳細
16:30 コカ・コーラレッドスパークス 2-1 ソニー HC BRAVIA Ladies
CCRのセンターパスにより試合が開始された。1分・2分とソニーがPCを獲得し、一度CCR GK#12中村が阻止するも#21瀬川がリバウンドを押し込み先制点を挙げる。CCRはロングパスで攻撃を仕掛けるもパスが繋がらない。ソニーがPCや度重なるサークルインでチャンスを広げるもCCR GK#12中村が冷静に阻止する。15分CCR#19河村がリバースヒットを打つも、ソニーGK#1景山が好セーブでゴールを守り切り、0-1ソニーのリードで第1Qを終える。
第2Qに入ると追いつきたいCCR、突き放したいソニーの激しい攻防が続くがスコアは動かず、CCRの1点ビハインドで前半戦を折り返す。
第3Q9分CCRがPCを獲得し、これを#2藤林が左下にドラックを決め、同点に追いつく。その2分後の第3Q11分、ソニー#7小川がPCでヒットシュートを放つがCCR GK#12中村が防ぐ。その後は両チーム決定的なチャンスを作れず、1-1で最終クウォーターに突入する。
第4Q1分CCRが連続でPCを獲得するも決めきれずチャンスを生かしきれない。第4Q4分再びCCRがPCを獲得しソニー必死のDFで一度はピンチを凌ぐも、第4Q5分PCでCCR#4浅井のスイープシュートがゴールに突き刺さる。これでCCRが2-1と逆転した。その後ソニーが最後に怒涛の攻撃を何度も仕掛けるも、CCR GK#12中村を中心とした決死のDFが光りゴールを守り切る。ホーンが鳴り響き、CCRが6年ぶりに日本リーグ女王の座に輝いた。
■試合詳細
優勝 コカ・コーラレッドスパークス(6年ぶり4度目の優勝)
2位 ソニー HC BRAVIA Ladies
3位 南都銀行 SHOOTING STARS
4位 山梨学院CROWNING GLORIES
5位 グラクソ・スミスクライン Orange United
6位 立命館ホリーズ
7位 天理大学ベアーズ
8位 東海学院大学
9位 駿河台大学 LADYBIRDS
10位 聖泉大学