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2020.11.22

CCRがSONYに2-1の逆転勝利で6年ぶり4度目の優勝(女子・大井ホッケー競技場)

高円宮牌2020ホッケー日本リーグ女子は22日、東京都品川区/大田区・大井ホッケー競技場にて開催しました。

9:00 東海学院大学 2-2(SO2-3) 天理大学ベアーズ

天理大学のセンターパスにより試合が開始された。試合開始から両チームの激しい攻防が続く。8分天理大学がPCを獲得し、#3島谷のスイープに#2小嶋がタッチで合わせ先制。対する東海学院はドリブルでサークルに持ち込むが、天理大学の堅い守備により得点にはつながらない。そのまま0-1で天理大学がリードで第1Qを終える。
第2Q開始早々東海学院#9森作がシュートを打つも枠を捉えきれない。第2Q7分東海学院#18松本のパスから#19河合がリバースヒットを決め1-1に追いつく。天理大学も負けじと攻め込むがDFに阻まれる。第2Q13分東海学院がPCを獲得するも得点には繋がらない。1-1の同点で第2Qを終える。

東海学院#19河合が決め同点になる

第3Q5分東海学院#15佐守がスイープで押し込み2-1とリードを広げる。負けられない天理大学は果敢に攻め込むも、勢いに乗った東海学院が攻撃の手を緩めない。2-1で東海学院リードのまま第3Qを終える。
勢いそのまま東海学院の攻撃が続くが、ここで追いつきたい天理大学が第4Q8分にPCを獲得し#11中口がフリックを決め2-2と試合を再び振り出しに戻し、SO戦へともつれ込む。
SO戦の結果2-3で天理大学が勝利を収めた。

7位決定戦はSO戦で天理大が制した

試合詳細

11:30 立命館ホリーズ 1-2 グラクソ・スミスクライン Orange

立命館のセンターパスにより試合が開始された。開始早々立命館がPCを立て続けに獲得するが、GSK#18南が好セーブをする。その後激しい攻防が続くが、両チーム無得点のまま第1Qを終える。
第2Q3分GSKがチャレンジを成功させPSを獲得し、それを#14尾関が確実に決め0-1とする。勢いに乗ったGSKは第2Q8分にPCを獲得するが、立命館DFが阻止する。立命館はカウンターを仕掛けるも得点には繋がらない。

GSKの2点目はPCで#4中村莉が決める

第3Q7分GSKがPCを連続で獲得し、浮き球を#4中村がタッチで押し込み確実に追加点をあげ、0-2とリードを広げる。攻撃の手を緩めないGSKに負けじと立命館も果敢に攻めるが得点には至らず0-2のまま第3Qを終える。
第4Q5分GSKが再び連続でPCを獲得するも立命館#1木下が阻止する。何とか得点をあげたい立命館は終盤第4Q14分にPCを獲得。これを#2山根がヒットシュートを決め、待望の1点をあげる。追い上げたい立命館だったが、終始主導権を握っていたGSKが社会人の強さを見せつけ、1-2でGSKが勝利した。

GSK#15中村美のシュートは惜しくも外れる

試合詳細

14:00 山梨学院CROWNING GLORIES 0-1 南都銀行 SHOOTING STARS

南都銀行のセンターパスにより試合が開始された。両チーム攻防を繰り広げるも得点には繋がらず、0-0で第1Qを終える。
第2Q開始早々山梨学院が高い攻撃力により南都銀行のゴールを脅かす。南都銀行もインターセプトからチャンスを作る。第2Q6分山梨学院はPCを獲得するが決めきれない。すると第2Q10分南都銀行#13荒川の打ち込みに#17中尾がタッチで合わせ先制点をあげ0-1で折り返す。

得点を決め喜ぶ南都銀行#17中尾

1点ビハインドで第3Qを迎えた山梨学院はさらに勢いのある攻撃をし第3Q11分にPCを獲得するも得点には繋がらない。追加点をあげて突き放したい南都銀行も攻撃の手を緩めず、攻防が続き0-1のまま最終クウォーターに突入する。
何とかして追いつきたい山梨学院はパスワークでサークルインを繰り返すも、南都銀行の堅い守りに阻まれ追いつくことができない。激しい攻防が続き手に汗握る試合展開だったが、チャンスをものにした南都銀行が勝利を収めた。

山梨学院のPCでセーブした南都銀行GK#1前川

試合詳細

16:30 コカ・コーラレッドスパークス 2-1 ソニー HC BRAVIA Ladies

CCRのセンターパスにより試合が開始された。1分・2分とソニーがPCを獲得し、一度CCR GK#12中村が阻止するも#21瀬川がリバウンドを押し込み先制点を挙げる。CCRはロングパスで攻撃を仕掛けるもパスが繋がらない。ソニーがPCや度重なるサークルインでチャンスを広げるもCCR GK#12中村が冷静に阻止する。15分CCR#19河村がリバースヒットを打つも、ソニーGK#1景山が好セーブでゴールを守り切り、0-1ソニーのリードで第1Qを終える。
第2Qに入ると追いつきたいCCR、突き放したいソニーの激しい攻防が続くがスコアは動かず、CCRの1点ビハインドで前半戦を折り返す。

試合開始2分で先制点を決めたSONY#21瀬川(左端)

第3Q9分CCRがPCを獲得し、これを#2藤林が左下にドラックを決め、同点に追いつく。その2分後の第3Q11分、ソニー#7小川がPCでヒットシュートを放つがCCR GK#12中村が防ぐ。その後は両チーム決定的なチャンスを作れず、1-1で最終クウォーターに突入する。
第4Q1分CCRが連続でPCを獲得するも決めきれずチャンスを生かしきれない。第4Q4分再びCCRがPCを獲得しソニー必死のDFで一度はピンチを凌ぐも、第4Q5分PCでCCR#4浅井のスイープシュートがゴールに突き刺さる。これでCCRが2-1と逆転した。その後ソニーが最後に怒涛の攻撃を何度も仕掛けるも、CCR GK#12中村を中心とした決死のDFが光りゴールを守り切る。ホーンが鳴り響き、CCRが6年ぶりに日本リーグ女王の座に輝いた。

PCで逆転の決勝点を決めたCCR#4浅井
CCRの選手らが優勝決定後にHAWGOOD監督を胴上げ

試合詳細


6年ぶり4度目の優勝を飾ったCCRの選手ら

 優勝 コカ・コーラレッドスパークス(6年ぶり4度目の優勝)
 2位 ソニー HC BRAVIA Ladies
 3位 南都銀行 SHOOTING STARS
 4位 山梨学院CROWNING GLORIES
 5位 グラクソ・スミスクライン Orange United
 6位 立命館ホリーズ
 7位 天理大学ベアーズ
 8位 東海学院大学
 9位 駿河台大学 LADYBIRDS
10位 聖泉大学

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