高円宮牌2021ホッケー日本リーグ女子は5日、広島県広島市・コカ・コーラレッドスパークスホッケースタジアムにてレギュラーステージ第7日を開催しました。
10:00 天理大学ベアーズ 0-0(SO2-1) 東京ヴェルディホッケーチーム
天理大Bと東京Vの試合は天理大Bのセンターパスにより幕を開ける。開始直後、幸先よく天理大Bがペナルティコーナーを獲得。得点につながらないものの、第1Qは終始、天理大Bのペースで試合が進む。苦しい立ち上がりとなった東京Vではあるが、堅い守備と連携のとれたカウンターで応戦し、第1Qを無失点で凌ぎきる。第2Q、東京Vは攻勢に転じる。#3及川と#20小野を中心にスイープヒットや#18永野の素早いドリブルで天理大Bのゴールを幾度となく脅かす。22分には一瞬枠を捉えたかのように思えたタッチシュートではあったが、得点とはならず。両者、チャンスメイクはするものの決定打が出ず、0-0で前半が終了した。
一進一退の攻防が続くかのように思われた後半第3Q。時間が経つにつれ高い運動量を誇る天理大Bが試合を支配し始める。#6原田のヒットシュートなどで好機を演出し、東京Vに猛攻を仕掛ける。 ゴールネットを揺らすことこそないものの、良い流れで第3Qを終える。0-0で迎えた第4Qでは東京Vが意地を見せる。目まぐるしく攻守が切り替わり、互いのサークルに侵入する激しい展開となった。 しかし、両者得点をあげられず、引き分けでゲームセット。シュートアウト戦に突入した。SOでは東京V3人目、#3及川が強烈なスイープシュートを決め、先制する。しかし、天理大B4人目# 31柴田がお返しにとドリブルで切り込み、プッシュシュート。1-1とする。天理大B5人目#17長谷川も得点し、逆転に成功。東京Vは5人目が得点をあげられなかったため、SO戦は2-1で天理大Bが勝利し た。この結果、東京Vは勝ち点1を、天理大Bは勝ち点2を獲得した。
■試合詳細
12:15 コカ・コーラレッドスパークス 5-0 立命館ホリーズ
立命館Hのセンターパスにより幕を開けた第1Q。昨日の勢いそのままにCCRSは開始2分、#22森がプッシュシュートで先制する。更に6分、CCRSは左サイドより#7三橋がリバースヒットによるセンタリ ングをあげる。これに#17山田が滑り込みで合わせ、得点。リードを2点に拡げる。第2Qになっても勢いが止まらないCCRSは16分にペナルティーコーナーを獲得。#8田中の強烈なフリックシュートが 立命館Hゴール右隅に突き刺さり、3点目。27分、CCRSは更にリードを拡げることになる。サークル内で混戦になったところを#22森が落ち着いてボールを浮かし、得点する。終始、ゲームを支配した CCRSは4-0で第2Qを終える。
ハーフタイムを挟んで迎えた第3Q、立命館Hが意地を見せる。#1GK西垣を中心とした堅牢な守りでCCRSに追加点を与えない。猛攻を凌ぎきり、無失点で第3Qを終える。CCRSは第4Qの49分、立命館Hの 守備をかい潜り更に追加点をあげる。#18尾本のパスに合わせたのは、再び#17山田。見事な反応を見せ、タッチシュート。これで点差は5点となった。一矢報いたい立命館Hは終了間際3分、#10五島がサークル内でパスを受け、プッシュシュートを放つ。しかし、CCRS#12GK中村が得点を許さず、立命館Hはゴールネットを揺らすことができない。CCRSが昨季王者の貫禄を見せつけ、5-0でゲームを 終える。これでCCRSは負けなしの2連勝。勝ち点を6とした。
■試合詳細