高円宮牌2021ホッケー日本リーグ男子H1は14日、滋賀県米原市・OSPホッケースタジアムにてレギュラーステージ第7日を開催しました。
9:00 LIEBE 栃木 1-3 岐阜朝日クラブ BLUE DEVILS
レギュラーステージの首位をかけた一戦は、岐阜のセンターパスにより第1Qが開始された。3分岐阜#2FB山田のスクープパスで左サイドから右サイドに大きく展開され、#6MF永井がサークルトップ付近にセンターリングを通し、#10FW福田が飛び込みながらタッチシュートも僅かに枠を捉えることができない。4分栃木PC獲得、#7FW加藤のフリックシュートで左隅を狙うも#30GK吉川のファインセーブでゴールを許さない。12分栃木の右サイドからの回り込みからゴール前へ折り返したボールを混戦の中で#7FW加藤がシュートを放つも、岐阜#5FB加藤がゴールライン寸前でかき出し守り切る。第1Q、0対0で同点で終える。第2Q、両チーム中盤での激しい攻防が繰り広げられる中で、何度か栃木がチャンスを作るも岐阜の堅い守りを崩すことができない。第2Q終了間際、栃木陣内サークルで相手のボールを奪った#9FB大橋が鋭いカウンターアタックから最後は#7FW加藤へ繋ぎサークル内に侵入するも岐阜DFの堅い守りを突破することができない。前半戦を終了し0対0で折り返す。前半戦は、両チーム一進一退の攻防が繰り広げられ、息詰まる試合展開となる。
第3Q、開始早々、31分岐阜のスピードに乗った攻撃から最後は#27FW小沢が倒れこみながら片手でリバースシュートを打つもGKに阻まれる。32分岐阜がPC獲得、#2FB山田がフリックシュートでゴール右隅に突き刺し先制点をあげ均衡を破る。第3Q序盤こそ岐阜が栃木陣内に押し込む場面があったが、その後は中盤での激しい攻防が続いた。第3Qが終了し1対0で岐阜のリードとなる。一点を追いかける形で、第4Qが栃木のセンターパスにより試合が開始された。46分岐阜が左サイドエンドライン際を回り込み、最後は#10FW福田がシュートを放つも#19GK手塚がファインセーブでゴール守る。47分岐阜#6MF永井が右サイドからセンターリングをゴール前に通し、#18MF落合がシュートをするもGKに一度は阻まれたが、リバウンドを#27FW小沢が冷静にゴール右下に突き刺し追加点をあげリードを2点とする。49分栃木がPC獲得、#7FW加藤がフリックシュートもDFの体を張った守りでゴールすることができない。55分岐阜#1FW山崎が左サイドを周りPCを獲得、#24MF千葉が狙いすましたフリックシュートでゴール右下に叩き込み追加点をあげ3対0とする。終盤は、栃木が猛攻を仕掛け、60分栃木がPC獲得、#7FW加藤がフリックシュートをゴール右隅に突き刺し得点をあげ3対1となる。トータルスコア3対1で岐阜が勝利する。両チームともに高い技術で好ゲームを展開し、最終的には決定力の差が勝敗を分ける結果となった。その中でも、岐阜#30GK吉川を中心とした堅い守りが光った。勝利した岐阜は勝ち点3を獲得し勝ち点合計を18と伸ばし、レギュラーステージ首位を決めた。一方で敗れた栃木は勝ち点を得ることができず勝ち点合計を15のままとし、レギュラーステージ2位となった。
■試合詳細
10:50 天理大学ベアーズ 1-2 山梨学院OCTOBER EAGLES
レギュラーステージ最終戦、天理は勝利し3位を決めたい、一方で山梨は、勝利し5位に望みをつなぐ。山梨のセンターパスにより試合が開始された。1分山梨がPCを獲得、#2FB田村がフリックシュートをゴール右隅に豪快に突き刺し先制点をあげる。11分山梨がPCを獲得、#2FB田村がフリックシュートもゴールすることができない。天理は、何度もサークル内までボールを運ぶも、決定力を欠き得点をあげることができない。第1Qは、1対0で山梨のリードで終える。第2Q、同点に追いつきたい天理は、20分#11FW松本、#9FW竹林と立て続けにシュートを放つも決めることができない。22分山梨#22MF本間が天理陣内22m付近中央よりゴール前にパスし、後ろからきたボールを#7FW川邉がダイレクトでシュートを狙うも、GKが僅かにさわり得点を許さない。第2Qを終え、1対0で山梨のリードで折り返す。
第3Q、32分山梨#17濱木がグリーンカードにより2分間の退場となる。33分天理がセンターライン付近左サイドからのロングボールを通し、右サークルトップでボール受けた#12FW松島がリバースヒットシュートを放つも枠を捉えることができない。第3Q序盤は、天理ボールの時間帯が増える。38分天理が一瞬の隙をついて、山梨陣内40m付近中央より#8FW山本がゴール前にボールを通し、#14MF豊竹が飛び込みながらリバースタッチシュートを華麗に流し込み同点ゴールをあげる。同点に追いついたことで勢いつく天理は、41分PCを獲得、#21FW千葉がフリックシュートでゴール右下を狙うもGKファインセーブでゴール許さない。その後も、天理の猛攻が続くが、44分山梨がセンターライン付近中央で相手のボールを#12FB沼田が奪い、そのままサークル付近までドリブルでボールを持ち込み、最後は左サイドで待つ#7FW河邉にパスし強烈なリバースヒットシュートを叩き込み2対1と1点リードとする。第3Qは天理ペースでゲームが運ぶものの山梨の堅い守りを崩すことができない。逆に、山梨は少ないチャンスを確実にものにし2対1で終える。第4Q、序盤から両チーム激しい攻防が繰り広げられるも、決定的なチャンスをつくることがなかなかできない時間が続く。57分山梨#8MF岩崎がイエローカードにより5分間の退場となる。天理の数的有利な時間となる。58分天理がPCを獲得、#15MF永吉のフリックシュートもGKファインセーブでゴール死守する。トータルスコア2対1で山梨が勝利を納める。勝利した山梨は勝ち点3を獲得し勝ち点合計を10と伸ばしファイナルステージの5位・6位決定戦へ回ることになる。一方で敗れた天理は勝ちを得ることができず勝ち点合計を11のままとし3位・4位決定線へ回る。
■試合詳細
12:40 立命館ホリーズ 4-2 ヴェルコスタ福井
立命のセンターパスにより試合が開始された。序盤から、立命がボールを支配する時間が増える。一方で、福井は長いボール効果的に使い立命陣内に攻め込む。10分立命が福井陣内センターライン付近で相手ボールを#15FW岩山が奪い、そのままサークルトップまでボールを持ち込み、最後は#7FW川原がパスを受け右にずれながらヒットシュートでゴール左下に叩き込み先制点をあげる。13分立命#5FW道端が左サイド回り込みゴール前で冷静にキーパーの位置をみてゴール右隅に決め2点目をあげる。第2Q、立ち上がりから第1Q同様に高い位置からプレスをかける。20分福井がゴール前の混戦からシュートを放ち、何度かGKが止めるも最後は#8MF石田がゴールに流し込み得点し1点差に詰め寄る。徐々に福井が試合の流れをつかみ、中盤でのプレスを有効に活用して、ボールを奪って速攻を仕掛ける展開が増える。序盤こそ、立命がゲームを支配する場面が多かったが、徐々に福井もペースをつかみ、前半戦は2対1で立命リードで折り返す。
第3Q、33分福井PCを獲得、#25FB和田がフリックシュートをゴール右隅に突き刺し同点に追いつく。36分立命が福井陣内の25m付近右サイドより#1FB藤島が左サイドへスクープパスで大きく展開し、受けた#3MF丸山がドリブルで2人をかわしゴールを狙うも福井DFに阻まれる。43分立命がロングコーナーから#6FB川原が、左サイドサークルトップの#11FW為国に渡し、DFを背負いながら強烈なリバースヒットシュートでゴールへ叩き込み再度リードする。第3Qを終え、3対2で立命のリードとなる。第4Q、46分立命#13MF高出がセンターライン付近でボールを奪い、最後はレフトサイドの#11FW為国に渡し左サイドを回り込みPCを獲得、#1FB藤島がフリックシュートも#30GK中上がファインセーブでゴールすることができない。46分立命が立て続けにPCを獲得し、#1FB藤島がフリックシュートでゴール左下に叩き込みリードを2点に広げる。49分福井PCを獲得、#26FB渡辺がフリックシュートも#12GK大場がファインセーブで止めるもDFの体に当たり再度PCを獲得する。#26FB渡辺がフリックシュートもDFがゴールライン間際でかき出し得点することができない。50分福井PC獲得、#26FB渡辺フリックシュートも立命DFの体を張った守りに阻まれる。60分立命がPC獲得、#11FW為国がフリックシュートもGKのファインセーブで阻まれる。トータルスコア、4対2で立命が勝利を納める。勝利した立命は勝ち点3を獲得し勝ち点合計を14と伸ばしレギュラーステージ3位を決めた。一方で敗れた福井は勝ちを得ることができず勝ち点合計を5のままとしレギュラーステージ7位なった。
■試合詳細
14:30 BlueSticks SHIGA 0-3 表示灯フラーテルホッケーチーム
滋賀のセンターパスにより試合が開始された。序盤より、表示灯の高い位置からプレスで滋賀陣内でゲームが進む。一方で滋賀は、#9MF瀧澤を中心に素早い速攻で表示灯陣内へ攻め込む。11分滋賀がセンターライン付近で#15MF高木がボールを奪い、#14FW杉山へ渡しそのままサークルトップまでドリブルで持ち込み、#6FW渡辺へパスし、最後は#22FW高木がシュートもDFに阻まれる。第1Qは、両チームともに無得点のまま0対0で終える。第2Q、表示灯は第1Q同様に序盤から高い位置からプレスし、19分表示灯がセンターライン付近左サイドでボールを奪い、右サイドの#13MF山水へつなぎ、そのままドリブルでサークル内に持ち込み、ゴール前の#8FW大門へ繋ぎ、冷静にGKの位置を見てゴール左隅に流し込み先制点をあげる。26分表示灯の素早いカウンターアタックから、最後は#1FW小川のリバースヒットシュートも#35GK中川のファインセーブにより得点を許さない。26分表示灯がPCを獲得、#1FW小川がフリックシュートをゴール左下に叩き込み2点目をあげ点差を2点とする。第2Qを終え2対0で表示灯のリードで折り返す。
第3Q、34分表示灯の#1FW小川がサークルトップよりシュートし一度はGKに阻まれるも、リバウンドを#16FW伊神が冷静にゴール右下に流し込み3点目をあげる。38分滋賀がPCを獲得、#10FB井関のフリックシュートもDFの体を張った守りに阻まれる。48分滋賀がPCを獲得、#9MF瀧澤がリバースヒットシュートもゴールポスト当たり得点を挙げることができない。表示灯は第3Qに、更に1点を奪い点差を3点にして3対0で終える。第4Q、46分表示灯#7MF安田がグリーンカードにより2分間の退場となる。48分滋賀PCを獲得、左にズレながら#34FW西村がフリックシュートでゴールするも、直前に反則があり得点を認められない。50分#17MF上澤がグリーンカードにより2分間の退場となる。51分滋賀PCを獲得、#10FB井関がフリックシュートもDFに阻まれ得点することができない。57分滋賀PCを獲得するも得点することができない。トータルスコア3対0で表示灯が勝利を納める。勝利した表示灯は、勝ち点3を獲得し勝ち点合計を10と伸ばし5位・6位決定戦(山梨vs表示灯)へ回ることになる。一方で敗れた滋賀は、勝ちを得ることができず勝ち点合計を1のままとし7位・8位決定戦(福井vs滋賀)へ回る。
■試合詳細
<レギュラーステージ最終結果>
1位 岐阜朝日クラブ BLUE DEVILS
2位 LIEBE 栃木
3位 立命館ホリーズ
4位 天理大学ベアーズ
5位 山梨学院OCTOBER EAGLES
6位 表示灯フラーテルホッケーチーム
7位 ヴェルコスタ福井
8位 BlueSticks SHIGA