高円宮牌2023ホッケー日本リーグ女子は27日、広島県広島市・コカ・コーラレッドスパークスホッケースタジアムにて2試合開催しました。
11:00 南都銀行 SHOOTING STARS 1-3 山梨学院CROWNING GLORIES
高円宮牌2023ホッケー日本リーグ女子、南都銀行対山梨学院の試合は、快晴の中開始された。キレのあるドリブルを武器に仕掛ける山梨学に対し、速いパス回しを中心に応戦する南都。拮抗した試合展開になる中、それを破ったのは山梨学だった。第1Q終了間際の14分、南都陣営でボールを奪った山梨学#27松田がそのままサークル内に切り込み、リバースヒットを放つ。1点を先制された南都は第2Q、攻勢を仕掛ける。山梨学サークル内に侵入した南都は、21分#9川原が混戦の中、山梨学ゴールに押し込んだ。1−1とし、試合を振り出しに戻す。追いつかれた山梨学もその後、何度かチャンスを演出するも追加点には繋がらない。同点のまま前半を終了した。
第3Qは南都にとって苦しい展開となった。攻撃的なディフェンスよりカウンターを仕掛ける山梨学が幾度となく南都陣営に侵入する。勢いにのる山梨学は34分#14沼田の鮮やかなリバースパスに#27松田がタッチシュートで反応した。見事な連携により、山梨学に待望の追加点が入る。さらに、39分、山梨学#5福永が美しい立体的なドリブルで南都サークルに侵入。ラストパスを受けたのは、再び#27松田。強烈なヒットシュートが南都のゴールに突き刺した。3−1とし、第3Qを終える。後のない南都は第4Q、果敢に攻勢に出る。56分山梨学のグリーンカードやPCの獲得など、何度かチャンスを演出するも最後まで山梨学のゴールを奪うことはできなかった。3−1で山梨学の勝利で試合は終了した。
■試合詳細
14:00 駿河台大学 LADYBIRDS 0-4 コカ・コーラレッドスパークス
駿河台のセンターパスにより開始された第1Q。立ち上がりから、昨年度王者CCRが猛攻を仕掛ける。果敢に応戦する駿河台であったが、11分CCR#19松本がこぼれ球に反応し、強烈なヒットシュートを放つ。幸先良くCCRが先制点を獲得した。さらに13分、PCを奪ったCCR。混戦の中から抜け出した#10中込が駿河台のゴールに押し込む。CCRが2−0とリードを広げた。第2QになってもCCRの勢いは止まらない。幾度となく駿河台サークルに侵入し、シュートを放つ。しかし、駿河台GK#1齋藤が獅子奮迅の活躍。思い切りの良いフィールディングで簡単には追加点を許さない。堅牢な守備とカウンターで迎え撃つ駿河台であったが、25分。この試合、何度目かのCCRのPCから#18尾本が値千金の追加点。リードを3点に広げた。
後半になるとCCRの勢いがさらに加速する。第3Q、第4Qを通し、シュート数、PC数も増え続ける。そんな王者CCRの凄まじい攻勢の中、GK#1齋藤が好セーブを連発。多数の危機の中、後半30分間で許したゴールは、39分、PCからCCR#6和田の強烈なヒットシュートのみであった。試合は4−0でCCRが勝利したが、POMには駿河台のGK、齋藤美咲が選ばれた。
■試合詳細