高円宮牌2023ホッケー日本リーグ男子H1は2日、東京都大田区・大井ホッケー競技場にてシーズンファイナル・決勝戦を開催しました。
14:00 LIEBE 栃木 2-2(SO7-8) 岐阜朝日クラブ BLUE DEVILS
昨日とはうってかわった炎天のもと、岐阜のセンターパスにより試合が開始された。開始早々の1分、栃木がPCからFB#4霧下がゴール右下にフリックシュートを決め幸先よく先制する。直後に岐阜も攻め込みシュートを放つがゴールとはならない。6分岐阜はパスを受けたFW#10福田が中央から単独で持込み栃木DFをかわしてヒットシュートを決め、すぐに同点に追いつく。お互い譲らない試合展開が続く。8分岐阜がPCからFB#24千葉のフリックシュートがゴール左下に決まり逆転する。その後も勢いに乗る岐阜が押し気味に試合を進める。岐阜のリードで第1Qが終了。第2Qに入り、16分岐阜がPCからタッチシュートを狙うも合わずにボールは枠を外れる。追いつきたい栃木だがパスを組み立て攻め込むも岐阜の守備に阻まれ、チャンスを作れない。岐阜の攻める時間が多くなる。22分栃木がカウンターからPCを獲得するが、シュートフェイントが決まらず岐阜DFに阻まれる。25分岐阜は左サイドからの打ち込みを受けたFW#14縣がDFを背負いながら振り向きざまのシュートを放つも栃木GK#27森田の好セーブに阻まれる。26分岐阜はイエローカードを受けて10人となるが、栃木はこのチャンスを活かせず2対1と岐阜のリードで前半終了。
第3Qに入り、互いに譲らない試合展開が続く。両チームとも堅い守りで決定的なチャンスを作らせず、試合は炎天下の消耗戦の様相が濃くなり、終盤に両チーム合わせて3枚のグリーンカードが出される。第3Q終了間際に栃木がPCを獲得するがFB#15永吉のフリックシュートは岐阜GK#30吉川の好セーブに阻まれ、第3Q終了。第4Q開始早々の46分、岐阜がPCからFB#2山田がシュートを放つも栃木DFが弾き出す。51分、岐阜はPCを獲得するもシュートに至らない。52分岐阜が右サイドを崩してFB#23川崎がライン際を持ち込みシュート放つが、栃木はGK森田を中心に守りきる。長い膠着を破ったのは栃木。53分PCからの#7加藤のフリックシュートが岐阜DFの身体にあたりPSとなる。これを#7加藤が落ち着いて決め、試合終盤に栃木が追い付く。55分岐阜はPCを獲得するもシュートは一番騎に弾かれる。その後は疲れの見えるなかロングボールでのカウンターの応酬となるが、互いに譲らず2対2の同点で第4Q終了。 SO戦も互いに譲らぬ熱戦となり、9巡目までもつれるなか、激闘のすえ岐阜が8-7で勝利を納め3年ぶり4度目の優勝を成し遂げた。
■試合詳細
<最終結果>
優勝 岐阜朝日クラブ BLUE DEVILS(3年ぶり4度目の優勝)
準優勝 LIEBE 栃木
3位 ALDER飯能
4位 天理大学ベアーズ
5位 立命館ホリーズ
6位 山梨学院OCTOBER EAGLES
7位 福井工業大学
8位 バリエンテ愛知ホッケーチーム