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2020.12.13

BS滋賀がH2準優勝でH1昇格、福井工大、東京農大、山梨学院が勝利(男子H2・大井ホッケー競技場)

高円宮牌2020ホッケー日本リーグ男子H2は13日、東京都品川区/大田区・大井ホッケー競技場にてレギュラーステージ最終日を開催しました。

9:30 小矢部RED OX 1-2 BlueSticks SHIGA

滋賀のセンターパスにより試合が開始された。開始早々、滋賀が左サイドから攻撃を仕掛け、立て続けに2本シュートを放つも得点につながらない。一方、小矢部は右サイドからパスを繋げ、6分#14山下が華麗なパスで左サイドにいた#12萩澤へ渡り、豪快なヒットシュートが決まり1-0とする。2Q滋賀が反撃を仕掛けるも小矢部の堅い守備に阻まれ、シュートに結びつけることができない。そのまま両者チャンスをものにできず前半を折り返す。

先制点を決めた小矢部R#12萩澤

3Q32分、滋賀がPCを獲得。#14井関のフリックシュートがゴール右上に突き刺さり同点1-1とする。その直後34分サークル外の反則が小矢部のPC判定となるが、チャンスを活かせない。4Qに入り、小矢部が果敢に攻める時間が続くが得点に結び付かない。均衡が破れたのは4Q50分右サイドから速い攻撃を仕掛け、そのままサークルインし#9番瀧澤がプッシュシュートで2-1と滋賀が勝ち越す。その後も滋賀の猛攻が続く中、小矢部も意地を見せ滋賀ゴールに迫るが、得点が入らないまま試合が終了、2-1で滋賀が勝利した。この勝利により滋賀は来期H1に昇格を果たした。

勝ち越しの決勝ゴールを決めたBS滋賀#9瀧澤
準優勝となりH1昇格を決めたBS滋賀

試合詳細


12:00 福井工業大学 2-1 駿河台大学

福井工のセンターパスでゲーム開始。パスワークを中心に攻める福井工と組織的なディフェンスからスクープで攻撃の機会を伺う駿河台が一進一退の攻防を繰り広げる。試合が動いたのは第2Q20分、駿河台がPCを獲得、#6花澤がフリックシュートを豪快に決めて先制点をあげる。福井工も個人技を駆使しサークルインを繰り返すも駿河台の堅い守備に阻まれ得点を奪えず、福井工がリードして前半を終える。

先制点となるフリックを決めた駿河台大#6花澤

ハーフタイムを挟んで双方修正を加えて臨んだ第3Q、早々に福井工が同点においつく。33分獲得したPCから#12 田野井がフリックシュートを決める。さらに攻勢を強める福井工が42分に勝ち越し点を奪う。左から#29佐々木がカットインしシュートしたボールを#25瀧がタッチしこれがゴールネットを揺らし逆転に成功する。第4Qは駿河台が前線からの激しいプレッシャーでボール奪取を試みるも福井工が守り切りタイムアップ、福井工が逆転勝利をおさめた。

決勝点となる2点目を決めた福井工大#25瀧

試合詳細


14:30 東京農業大学 2-1 法政大学

法政のセンターパスで試合開始。東農は#1松本・#15濱田が起点となり、法政陣内に攻め入る。開始早々、#21柏木がヒットシュートを放つが、惜しくもポスト右側に外れる。一方、数少ないチャンスから法政#8高橋がセンタリングに合わせるもキックで絶好のチャンスを逃し、両チームチャンスを活かしきれない。その後は両者一進一退の攻防が続き、無得点のまま1Qを終了。2Qに入り、法政が試合を優勢に進める時間が増える。法政はカウンターから#11入江がヒットシュートを放つも、東農GK#23若月がゴールを割らせない。その後、両チームとも好機なくスコアレスで前半を終える。

同点弾を押し込んだ法政大#22福田

3Qに入り試合が動く。32分東農が法政のパスミスからPCを獲得。#15濱田が左隅にプッシュシュートを豪快に叩き込み先制1‐0。攻勢に出たい法政は#11入江を中心にスピードを生かし攻め上がる。法政は勢いそのままに41分PCを獲得。#22福田がヒットシュートのこぼれ球を押し込み、同点1‐1に戻して3Q終了。4Q、攻勢の法政は50分・53分にPCを獲得するも、東農は#23若月を中心とした堅守で得点を与えない。試合終了が近づくにつれプレーに熱が帯び、両チーム退場者を出す展開。56分、法政はGKを下げるパワープレーに出るが、それが裏目となり、59分東農がPSを獲得。#1松本が冷静に決めて勝負あり。関東大学勢対決を東農が2‐1で制する。

決勝点となったPSを冷静に決めた東京農大#1松本

試合詳細


17:00 ALDER飯能 1-1(SO3-5) 山梨学院OCTOBER EAGLES

山梨のセンターパスにより試合が開始された。序盤は両チームともサイドから慎重に攻撃を仕掛ける。何度かのサークルインが見られるも得点には結びつかない。11分、山梨#19松本が右サイドからの打ち込みを強烈なヒットシュートに繋げ先取点を獲得する。山梨の流れは続き、15分にPCを獲得。ノータイムの猛攻をアルダーが守り切り、第1Qは1-0で終了。第2Q、追加点を狙う山梨が何度もサークル内に攻め込むが、飯能#3安部を中心に堅い守備を見せる。19分、山梨からの攻めを断ち切った飯能#11北里がそのままドリブルでサークルイン、リバースヒットにて得点する。点を取り返すべく山梨#8岩崎が体制を崩しながらもシュートを試みるが#1千田がこれをコート外へ弾き、同点のまま第2Qが終了。

先制点を決めた山梨学院#19松本(中央)

第3Q、激しい好守の切り替えが繰り広げられ拮抗したゲーム展開となる。山梨が33分、38分とPCを獲得し、フリックシュートを放つが飯能は全員でゴールを守り切り、両チームとも追加点を得られず第3Qが終了。第4Q、一進一退の攻防が続き、53分飯能の反則により山梨がPCを獲得。試合が動くかと思われたが、対するアルダーは堅実な守備からカウンターを試みる。しかし、得点には至らず1-1で4Qが終了。SO戦となり、5-3で山梨が勝利を収めた。

同点弾を決めるなど存在感が光りPOMに選出されたA飯能#11北里

試合詳細


H2を優勝した山梨学院

 優勝 山梨学院OCTOBER EAGLES
 2位 BlueSticks SHIGA
 3位 ALDER飯能
 4位 福井工業大学
 5位 東京農業大学
 6位 小矢部RED OX
 7位 法政大学
 8位 駿河台大学

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