高円宮牌２０２３ホッケー日本リーグ女子は１８日、東京都大田区・大井ホッケー競技場サブピッチにてファイナルステージ、準決勝２試合を開催しました。
11:30 ソニー HC BRAVIA Ladies １－０ 天理大学ベアーズ
ソニーのセンターパスで試合が開始された。3分ソニーFW#9永井のスクープを受けたFB#4鈴木がサークルインしシュートを打つも天理のGK#40佐々木がこれを阻む。その後もソニーのペースで試合が進む。天理も堅い守りからカウンターを狙うが、ゴールにはつながらない。10分 天理FB#15五島のパスカットから攻め込むも、ソニーの守りに阻まれシュートを打つことができない。11分 ソニーFW#21高島がドリブルで攻め込みPCを獲得。FB#4鈴木のタッチシュートは惜しくも枠を外れる。ピンチをしのぎ、その後ロングパスを受けた天理MF#17長谷川がペナルティコーナーを獲得。アゲインとなるも、ソニーがGK#1青木が好セーブを見せ守り抜く。13分 ソニーは#9永井を起点に左サイド を攻め上がるが、天理の守りに阻まれサークルには侵入できない。15分 天理MF#26村山のパスカットからMF#4中口が攻め上がるも得点ならず。両者無得点で第1Q 終了。第2Qもソニーがボールを持つ時間が続く。素早く サイドを変えながらソニーが攻める。天理もパスカットからロングパスでゴールを狙うがサークル侵入まではつながらない。ソニーはサイド攻撃に加えて打ち込みなども使いサークル侵入を図るがパスが繋がらない。25分天理にグリーンカードが出て、ソニーが数的優位の展開になるも天理が守り抜く。29分中盤の攻防を抜け出した天理がFW#37小林から#26村山と繋ぎサークル侵入し、PCを獲得するもGK青木の好セーブに得点することはできない。その後カウンターから攻め上がったソニーはサークル内でスクープパスを受けたFB#6岸がフリーでシュートを放つもGK佐々木がセーブし、互いに無得点のまま前半を終える。
後半は天理が前からプレッシャーをかけてチャンスを作る展開から始まる。32分 打ち込みを受けた#26村山がシュートするもソニーGK青木に阻まれる。天理がボールを持つ時間が続くが、ソニーも高い位置からプレッシャーをかける。36分 天理#4中口が長いドリブルでサークルへ侵入するも相手の守りに阻まれる。38分 ソニー #9永井からMF#14河合へとパスがつながりサークルへ侵入しPCを獲得。FB#7小川がフリックシュートを放つも枠を外れる。その後もソニーが攻め込む展開が続くが天理の堅い守りを崩せないまま第3Qが終了。最終Qはソニーが猛攻を見せる。50分 ソニー#21高島がシュートを放つも枠を外れる。52分 PCから#9永井のスイープにタッチを狙うも枠を外れる。53分、ロングパスから攻め上がった天理がPCを獲得するもシュートに結びつかない。59分、ソニーFW#15田中が左サイドからサークル侵入しPC獲得。#7小川のパスにFW#19佐守が合わせ、待望のゴールを決める。その後天理の猛攻も実らず、試合終了。 終始試合を優勢に進めたソニーが勝利し、明日の決勝戦進出を決めた。
■試合詳細
14:00 コカ・コーラレッドスパークス ３－０ グラクソ・スミスクライン Orange United
GSKのセンターパスにより試合が開始された。開始早々からCCRが優勢に試合を進め、GSKはCCRのハイプレスを掻い潜れない状況が続く。2分、CCRMF#16松本がリバースヒット、5分、FW#8小早川、MF#20安達が立て続けにシュートを放つもGSKはGK#18工藤の好セーブで凌ぐ。6分、9分とCCRはPCからMF#2藤林がシュートを打つも惜しくも得点ならず。防戦一方のGSKだが第1Q終了間際にMF#17狐塚（美）がドリブルからPCを獲得するも得点ならず。両者無得点のまま第1Q終了。第2Qに入り、両者先制点を求めてボールを前線へと運ぶ。19分、CCRは#20安達を基点にサークルにボールを入れ、#8小早川のドリブルからのヒットシュートにより先制点をあげる。23分、CCRがサークルインし、PCを獲得するも得点ならず。CCRがボールを支配し攻め込む時間が続くが、GSKは#17狐塚が何度もピンチを防ぐ。25分、27分と立て続けにCCRMF#10中込がシュートを打つが、GK工藤がセーブする。第2Q終了間際の30分、CCRは中盤のパスカットからの縦パスがゴール前に繋がり、MF#5金藤がGKを大きなフォアターンで交わし、2点目を決める。CCRが2-0と引き離して第2Qを終える。
第3Qに入り、まず1点を取り返したいGSKは守りを固めながら攻めのチャンスを狙う。32分、CCR#16松本がセンタリングでチャンスを作り、#8小早川がシュートを打つが、GK工藤が落ち着いてセーブ。36分、CCR#8小早川がプレスで奪ったボールをすかさずシュートに持ち込むが枠に入らず。39分、カウンターからGSKにチャンスが訪れ、#17狐塚（美）、MF#16田中が前へ駆け上がるも相手DF陣の堅い守りを破りきれず。43分、GSKがサークルに入る瞬間もあるが、CCRDF陣がシュートを打たせない。44分、CCRは左サイドを崩してのセンタリングを#8小早川がゴール前混戦のなか上手く合わせて3点目をあげる。第4QもCCR優勢な展開が続き、コートを大きく使って攻め上がる。51分、GSK#17狐塚（美）がドリブルで前に突き進むがCCRDF陣が徹底マーク。GSKも駆けつけた応援団の期待に応えるべく、チャンスを狙うが上手く繋がらず。54分、CCRにグリーンカード。数的有利のGSKは何とかチャンスを作りたいところだが、CCRが安定した守備を見せる。58分、GSKFW#14島谷が左サイドからえぐりセンタリングを試みるも、CCRDF陣が守り切る。60分、CCRがPCを獲得するが得点ならず。このまま3-0で試合が終了し、終始優勢に進めたCCRが明日の決勝戦進出を決めた。
■試合詳細