高円宮牌2017ホッケー日本リーグ女子は、9月2日(土)、栃木県日光市・日光市ホッケー場と大阪府茨木市・立命館ホリーズスタジアムにおいて、第4節第8日のレギュラーステージを開催しました。
栃木会場 13:40『山梨学院CROWNING GLORIES(勝点19)』 6対1 『聖泉大学(勝点0)』
立ち上がりから『山梨学院CROWNING GLORIES』が攻め込み、8分にPCを獲得する。このチャンスを#5伊藤由貴選手が確実にヒットシュートで決め先制。第2クォーター、『山梨学院CROWNING GLORIES』が20分に攻撃の起点の#9河村元美選手がプッシュシュートで追加点をあげると、22分には#7小宮晴菜選手がGKのこぼれ球を冷静に決め、3対0とリードを広げる。第3クオーター、『山梨学院CROWNING GLORIES』は攻撃の手を緩めず、33分にPCから#7小宮晴菜選手、39分には#21的場斐那選手が立て続けに得点し、5対0と更にリードを広げる。しかし、『聖泉大学』は42分にカウンターからPCを獲得すると、#29荒木美穂選手がタッチシュートを決めて5対1とする。第4クォーター、48分に『山梨学院CROWNING GLORIES』がPCを獲得し、#9河村元美選手が豪快にリバースシュートを決め、6対1と『聖泉大学』を突き放す。その後も『山梨学院CROWNING GLORIES』が有利に試合を進めて、6対1で『山梨学院CROWNING GLORIES』が勝利した。
栃木会場 15:20『グラクソ・スミスクラインOrange United(勝点12)』 3対0 『駿河台大学LADYBIRDS(勝点3)』
開始からスピードを活かして攻め込む『グラクソ・スミスクライン Orange United』に対し、『駿河台大学LADYBIRDS』は、粘り強いDFでゴールを守る。『グラクソ・スミスクライン Orange United』は、9分にゴール前へ流れ込んできたボールを#19五島梨奈選手がすかさず反応し、プッシュシュートで押し込み先制する。第2クォーター、『グラクソ・スミスクライン Orange United』が、やや優勢に試合を進めるも、両チーム譲らず『グラクソ・スミスクライン Orange United』リードのまま前半を折り返す。第3クォーター、『グラクソ・スミスクライン Orange United』が33分にPCを獲得。第1シュートは阻まれたものの、#17狐塚美樹選手がリバウンドに反応し、豪快なヒットシュートで追加点をあげる。『駿河台大学LADYBIRDS』も粘りのDFをみせるが、36分にGSK#17狐塚美樹選手がサークル内に持ち込むと、#14尾関愛美選手が混戦の中ヒットシュートを決め3点目をあげる。第4クォーター、得点がほしい『駿河台大学LADYBIRDS』は、『グラクソ・スミスクライン Orange United』陣地へ果敢に攻め込むもゴールネットを揺らすことができず、3対0で『グラクソ・スミスクライン Orange United』が勝利した。
大阪会場 12:00『天理大学ベアーズ(勝点14)』 2対0 『東海学院大学(勝点3)』
会場となった立命館ホリーズスタジアムは気温28度、湿度47%、強い日差しが照りつける中、試合が開始された。 開始早々、『東海学院大学』ペースで試合が動き、チャンスが幾度となく訪れるものの得点にはならない。試合が動き始めたのは第2クォーターの26分。『天理大学ベアーズ』#6伊藤星選手の強烈なシュートに#11森花音選手が反応してタッチシュートを決めて先制。続く29分には、中央からのドリブルで右サイドへボールを振ってから中央に戻し、左サイドに走り込んでいた#11森花音選手がリバースヒットでゴールに突き刺し、『天理大学ベアーズ』が2対0で第2クォーターを終える。第3クォーターも両者が激しくボールを奪い合い、カウンターからの攻撃を仕掛けてみるが、試合は膠着状態が続き、そのまま試合が終了。『天理大学ベアーズ』が2対0で勝利した。
13:40『ソニーHC BRAVIA Ladies(勝点22)』 1対0 『コカ・コーラウエストレッドスパークス(勝点15)』
序盤は『コカ・コーラウエスト レッドスパークス』が素早いプレスから中盤でボールを奪い、試合を優位にすすめた。均衡した試合の中、試合が動いたのは7分。#13真野由佳梨選手のリバースヒットに#7小沢菜々恵選手がタッチで合わせ先制。勢いそのままに、#20清水美並選手のドリブル突破からの縦パスに反応した#7小沢菜々恵選手がリバースヒットを放つが、キーパーに阻まれる。『コカ・コーラウエスト レッドスパークス』も12分にサークル左サイドから折り返し、#16辻井紫歩選手がヒットシュートを放つが、枠を捉えられない。攻防がめまぐるしく入れ替わる展開が続く中、前半戦が終了した。
第3クォーター4分、右サイドからのセンターリングに#19金藤祥子選手がヒットシュートで合わせるが、キーパーのファインセーブに阻まれる。対して『ソニーHC BRAVIA Ladies』も、細かいパスワークからチャンス作り、9分にPCを獲得。#15八木麻理菜選手がスイープヒットを放つが枠を捉えられない。直後の12分に『コカ・コーラウエスト レッドスパークス』が立て続けに2本のペナルティコーナー(PC)を獲得するが、『ソニーHC BRAVIA Ladies』の堅守に阻まれ、ゴールネットを揺らすことができない。『ソニーHC BRAVIA Ladies』が14分に#20清水美並選手と#9永井友里選手のパスワークからシュートにつなげるが、枠を捉えることができずに第3クォーターが終了。第4クォーターは、『コカ・コーラウエスト レッドスパークス』のペースで試合が進む。3分と11分に合計3本のPCを獲得するも、『ソニーHC BRAVIA Ladies』の堅いDF陣からゴールを奪うことができない。14分、『ソニーHC BRAVIA Ladies』がカウンターから決定的なチャンスを作り、#9永井友理選手がループシュートを放つも、GKのファインセーブで追加点を奪うことができず、『ソニーHC BRAVIA Ladies』が1点を守りきり、勝利した。
大阪会場 15:20『立命館ホリーズ(勝点13)』 1対3 『南都銀行SHOOTING STARS(勝点14)』
『立命館ホリーズ』の牧本監督は、今日の試合を振り返り、「『南都銀行SHOOTING STARS』は、いつも立ち上がりから仕掛けてくるので、そこがポイントだと思っていた。今日は立ち上がりに失点してしまったことが、いちばん大きな敗因だったし悔やまれる。ただ、最後の15分は明日に繋がるゲームにしようと声を掛けたところ、伸び伸びと最後までしっかりと出来たと思う。」と述べ、明日の『天理大学ベアーズ』との対戦については、「全力でぶつかるだけです。今回のホームゲームでの3日間は、明日の『天理大学ベアーズ』戦が勝負だと思ってやってきましたので、勝てるようにチーム皆で話し合いをします。」と話してくれました。また、ホームゲームでたくさんのファンが詰めかけてくれていることについて、「たくさんの声援を受けられてうれしい。またOBやOGの方も来てくれているので、期待に応えられるように、しっかりとやりたいと思います。また、『エンジョイ』と『プレイ・ハード』を常に言っています。一生懸命にやれば楽しくなるし、楽しめれば一生懸命にできることをモットーにやっていますので、観に来てくれるファンの方にも楽しんでもれえればいいと思っています。」と語ってくれました。