高円宮牌2018ホッケー日本リーグ男子は23日東京都・駒沢オリンピック公園総合運動場にてファイナルステージ決勝戦を開催しました。岐阜朝日クラブ BLUE DEVILSが立命館ホリーズを3-1で下し、2年連続2度目の年間チャンピオンに輝きました。
15:00 立命館ホリーズ 1-3 岐阜朝日クラブ BLUE DEVILS
岐阜朝日クラブのセンターパスで開始された試合は立ち上がりから激しいプレスの応酬となる。やや立命館が優勢に試合を進めていたものの、立命館が1人退場した間隙をついて岐阜朝日クラブが先制する。9分、PCを獲得すると崩れたボールをゴール前にスイープで送り込む。これをFW#11辻がタッチで決めて0-1とした。更に波に乗った岐阜朝日クラブが終了間際に貴重な2点目を奪う。14分、ロングコーナーからドリブルでMF#8田中がボールを持ち出す。ヒットでゴール前に打ち込むと、FW#13杉下がピンポイントタッチを決める。差を2点に広げて1Qを終えた。
2Qもスタートは岐阜朝日クラブのペース。19分、右サイドからのクロスボールがこぼれたところをFW#10福田がシュートを放つもこれは立命館GK#2青木がセーブ。25分、今度は立命館が右サイドからサークル内へ打ち込み、FW#24田中がタッチシュート。これはGK#1吉川が好セーブするも徐々に立命館が盛り返していく。2Q終了間際の29分、立命館MF#4池田が個人技で突破を図る。DFのブロックでこぼれたボールを素早く拾ったFW#24田中がサークルトップから豪快にヒット。見事にゴールを撃ち抜き、1-2と1点差に詰め寄って2Q終了。
3Q、31分、岐阜朝日クラブが右サイドをコンビネーションで崩しサークルイン、PCを奪う。これはミスになったものの、サークルトップ付近でのリスタートからMF17永井に渡り、強烈なリバースシュートを叩き込む。岐阜朝日クラブが1-3とし、再び差を2点に広げた。立命館も33分、34分と立て続けにFW#24田中がシュートを放つが、ゴールポストにも嫌われて得点はならず。37分にはMF#4池田が左サイドを個人技で突破。強烈なシュートを放つもGK#1吉川が抜群の反応でゴールを許さない。このまま1-3で最終4Qへ。
4Q、何としても得点が欲しい立命館は49分、右サイドをFW#24田中がスピードで切り裂き単独でシュートに持ち込む。52分にはFW#11渡辺がタッチシュートを放つ。55分には左サイからカットインしたFW#10加藤がヒットシュート。しかし岐阜朝日のゴールをこじ開けることはできない。56分、立命館はGKを下げてパワープレーを仕掛ける。最後までゴールを目指すも試合はこのまま1-3で終了。岐阜朝日クラブが見事連覇を果たした。
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