雨上がりの蒸し暑い猛暑の中、天理大学のセンターパスにより試合が開始される。天理大学は素早いプレスからペースを握るが、REDOXも26番村田にボールを集めチャンスを伺う。REDOXは4分、PCを獲得。しかしボールはゴール左に外れて得点ならず。天理大学は1Q終了間際PCを獲得するが得点できないまま1Qが終了。
2Qは両チームとも決め手がないまま時間が経過。前半戦は0-0で折り返す。
3Q開始後も天理大学は前半同様ペースを握り、2番　野村がシュートを放つも、GK石原にセーブされ得点できない。そのまま一進一退の攻防が続くが、37分REDOX11番林がこぼれ球を冷静に押し込み待望の先制点を挙げる。しかし　その直後、天理大学はPCを獲得。29番黒川がゴール右上に決めて同点。天理大学はその直後の40分にも右からの周り込みを23番山本が決めて2－1とする。
4Qも運動量に勝る天理大学が試合を優位に進めて57分にダメ押しの3点目を挙げて試合を決定づける。そのまま終了のホーンが鳴り、天理大学が3-1で勝利。

天理大学ベアーズ

［穴井監督] ーー開始早々からスロースタートだったように見受けられたが立ち上がりから、ポゼッションの課題を与えていたのだが、今日の暑さもあって様子を見ながらのスタートとなってしまった。
ーー得点チャンスは幾度となくあったが 得点チャンスを獲得できないところは、自分たちの得点力のなさが弱いところであり、課題でもあるため、これからも課題に取り組んでいく。
試合を通して、余裕をもってプレーしている感じは見受けられましたが フィジカルを鍛えているところもあるので、相手を見られるようになったかなと思うが、一試合を通して走れることがゲームをコントトールできるし大切なことなので、これからも質を高めるようにしていきたい。
ーー次節へ向けての抱負は 一試合一試合を成長していく上では、本日の課題のフィードバックが非常に大事になる。もちろん、守備やビルディングだけでなく、自分たちの良さを引き出して高めながら、最終節までやっていきたい。

小矢部RED OX

[沼田監督] ーー本日の試合について 失点の大きさを身に沁みて感じた試合だったし、主導権を握ることができて得点を獲得してからの、立て続けの2失点だったのでショックは大きい。前半は、いい形がつくれてポゼッションを上げながらパスワークでシュートまで持ち込んでいたのは良かった点だが、これからは得点力を高められるようにチームを築いていきたいことと、ペナルティコーナーでのチャンスを逃してしまったことも大きな敗因の要因になってしまったと思う。
ーー天理大学というチームについて 学生とやれる感触はできたが、走力と点差との駆け引きを、小矢部のチームは得意としているので、これからも意識づけして、ゲームコントロールしていきたい。
ーー次節の『岐阜朝日クラブ』の試合について 次節は、来週の試合となるが、前節で『岐阜朝日クラブ』にホームゲームで負けていますので、相手チームを攻略して小矢部のホッケースタイルで勝ち点を取りにいきたい。