高円宮牌2018ホッケー日本リーグ男子H1は10日、大阪府・立命館OICフィールドにてレギュラーステージ第3節第6日を開催しました。
11:00 山梨学院OCTOBER EAGLES 0-2 天理大学ベアーズ
第1Q 天理のセンターパスで試合開始。序盤から中盤での激しい攻防が繰り広げられる。天理はサイドからロングボールを駆使してサークルインを狙うも、なかなかシュートまでは至らない。対する山梨学院は中盤でのインターセプトからカウンターを中心に天理陣内に攻め込む。しかし、両チーム得点とは至らず第1Qを終了する。 第2Q 両チームスクープを織り交ぜつつ、ゲームメイクを行うが、決定機を演出するまではいかず、膠着したゲーム展開となる。その中で天理はPCから得点の糸口を見出すも得点とは至らない。一方の山梨学院もドリブルでのサークルインからPCを獲得する。#10小川のフリックシュートが一度は得点となるも、天理のアピールから反則を取られてノーゴールに。前半を無得点で両チーム折り返すこととなる。
第3Q 先制点の欲しい両チームは選手交代も駆使しつつ果敢にドリブルでのサークルインを企図する。ここで、37分に天理が右サイドからのパスにサークル内#15平原がシュートを決め先制点を得る。さらに、42分にも左サークルからのセンタリングに#12伊帳田が反応し、追加点を獲得する。 第4Q なんとか追いつきたい山梨学院はハイプレスからチャンスを窺う。開始早々にPCを獲得するがシュートに至らない。天理大学はリードを広げるべく、ドリブルでのサークルインからチャンスを狙っていく。残り少ない時間の中、山梨学院も必死に追いすがるがここでホーンが鳴り、天理大学が危なげない試合展開で勝ち点3を獲得した。
■試合詳細
12:45 岐阜朝日クラブ BLUE DEVILS 1-1 福井クラブ
第1Q 朝日のセンターパスで試合開始。両チーム小気味いいパスワークからゴール前に迫る時間が続く。あと少しで得点という緊張した展開が続くくがゴールには至らない。12分福井がロングヒットなどを駆使して福井がゴールに迫る時間が続くもシュートは朝日の懸命なディフェンスの前にあと一歩届かない。その後も福井が押し込む展開が続き福井#9冨山がリバースヒットでシュートを決めるが無情にも第1Q終了の笛が先に鳴り得点には至らず。両チーム無得点で第1Qを終了する。 第2Q 福井#10三谷のミスを逃さず朝日が福井ゴールに迫る。福井の堅いディフェンスで得点は奪えず。両チームスクープを織り交ぜながらオープンな試合展開が続くが得点を奪うことは出来ず。朝日が右サイドをドリブル突破で侵入し決定的なチャンスを手にするがものにすることはできず。両チーム無得点のまま第2Qが終了。
第3Q 福井のセンターパスで開始。33分朝日#32長崎が右サイド深くからセンターリングを出しPCを獲得。その際に福井DFと朝日選手が交錯し福井DFは負傷交代。朝日のPCはミスによりシュートまで持ち込めず、逆にボールを奪った福井が押し込む展開になるも朝日も堅いディフェンスでシュートまでは持ち込ませず。朝日が25Y付近中央からのパスで福井ゴールに迫るも朝日#8田中のリバースシュートは福井キーパーがストップ。その後も立て続けに朝日が福井ゴールに迫るもGK、DFが懸命なディフェンスを見せ先制点はやらせない。その後は福井も盛り返すが両チーム無得点のまま第3Qが終了。 第4Q 福井が右サイドからサークル内にヒットを打ち込み#17和久利がトラップから素早いリバースヒットでニアサイドにゴールを決め待望の先制点を福井が決める。その後も福井がボールを支配する時間が続くが朝日も盛り返し、55分朝日がPCを獲得。朝日のPCから#5山田がフリックでシュートを放つも福井DFに阻まれ再びPCを獲得。再度#5山田がフリックでシュートを放ち今度はゴール左隅にしっかりと同点ゴールを決める。その後両チームが決勝点を目指し激しい攻防を繰り広げる。試合終了間際に福井がゴールを決めるも直前でクロスの反則をとられ得点には至らず。1対1の引き分けで試合終了。
■試合詳細
14:30 立命館ホリーズ 5-2 LIEBE栃木
第1Q 立命館のセンターパスで試合開始。LIEBEは試合開始早々から果敢に立命館のパスを狙っていく。勢いのまま五分にPCを獲得。#10星がリバースヒットを決め、幸先よく先制する。しかし、14分に立命館#10加藤のリバースヒットを#24田中が叩き付けて同点に追いつく。試合のボルテージが上がりつつある中、第1Qが終了した。 第2Q 小雨が降りしきる中、両チームDFのパス回しから攻撃のタイミングを窺うがなかなか試合は膠着していたが、26分に立命館#5西野が均衡を破る得点をあげる。さらに、#24田中が豪快なリバースヒットを、PCから#10加藤がフリックシュートを突き刺して一気に突き放す。しかし、30分にはLIEBE#10星のタッチシュートが決まり、反撃の狼煙をあげつつあるところで前半が終了する。
第3Q 前半の激しい点の取り合いから一転、両チームともなかなかサークルインできない渋い展開が続いていたが、42分に立命館がPCを立て続けに獲得、バリエーションを駆使した攻めを見せるが、LIEBEも必死に食い下がり得点を許さない。 第4Q 追加点が欲しい立命館は#24田中らFW陣がドリブルでLIEBEゴールへ迫り得点機を狙う中で、ルーズボールに#10加藤が反応、キーパーをかわしリバースヒットを決め、3点のリードとする。勢いのまま立命館が勝利を収め、H1リーグ単独首位に躍り出た。
■試合詳細