高円宮牌2021ホッケー日本リーグ女子は24日、広島県広島市・広島広域公園第二球技場にてレギュラーステージ第20日を開催しました。
10:00 南都銀行SHOOTING STARS 2-0 グラクソ・スミスクラインOrange United
ファイナルステージに進められるかを決める大切な一戦はGSKのセンターパスにより開始された。両チーム立ち上がりからスピード感のある攻防を繰り広げる。8分GSKがPCを獲得。しかし、2度の攻撃も点数に繋げられない。第1Q終了間際の14分、南都FW#15鳥山が抜け出し強烈なリバースヒットを放つも、これは枠の外。両軍一歩も譲らず、第1Qを終える。試合が動いたのは第2Q終了間際29分、南都MF#16髙田がキーパーのこぼれ球を見逃さず、値千金のヒットシュートを放つ。これがゴールネットを揺らし、待望の先制点をあげる。
なんとか追いつきたいGSKは第3Q、高いポゼッションで幾度となく南都陣営に猛攻を仕掛ける。37分、GSKがPCを獲得するも、南都の硬い守備に阻まれる。スコアに変動のないまま、第3Qが終了した。勝利を確実にする追加点の欲しい南都と同点に追いつきたいGSK。第4Qは更に熱気を帯び、熾烈な攻防が繰り広げられた。沈黙が破ったのは再び南都。55分に左サイドよりサークル内に侵入した南都はゴール前の混戦の中、FW#15鳥山が押し込んだ。GSKを突き放す1点が入る。最後まで果敢に攻めたGSKではあったが、遂に南都のゴールを奪うことができず、2-0で試合が終了した。これにより、南都はファイナルステージに進出する。
■試合詳細
12:15 コカ・コーラレッドスパークス 3-1 ソニーHC BRAVIA Ladies
互いに無敗で迎えたレギュラーステージ最終戦はソニーのセンターパスにより幕を開ける。4分ソニーのサークル内にCCRが侵入する。混戦の中、FW#16松本が抜け出し、ゴールを奪った。ソニーからすれば、立ち上がりを狙われ先制点を奪われる形となった。しかし、ソニーに慌てる様子はない。得点こそあげられなかったものの幾度となくCCR陣営に猛攻を仕掛け、良い流れで第2Qに突入する。徐々にポゼッションがソニーに偏り始め、CCRには苦しい時間が続く。試合が動いたのは28分、味方のヒットシュートにソニーMF#8真野が反応した。見事なタッチシュートでCCRのゴールネットを揺らす。1-1と同点に追いつき、後半へと折り返す。
CCRのセンターパスから始まる後半戦。両チームのギアが1段上がる。目まぐるしく攻防が入れかわる第3Qは、互いに譲らずスコアに変動はなかった。第4QではCCRが攻め立てる場面が多くなる。試合が動いたのは52分、CCRのMF#22森がサークル内に切り込み、値千金のヒットシュート。これがキーパーの左脇に通過し、待望の追加点がCCRに入った。更に58分、CCRがPCを獲得する。ここを#24浦田がフリックシュートをゴール左隅に決める。勝負を決定づける追加点が入った。CCRが3-1で勝利し、レギュラーステージ首位対決は幕を閉じた。
■試合詳細
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