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2023.05.28

南都銀行が2-0で駿河台大を制す、CCRSは地元で2連勝(女子・コカ・コーラレッドスパークスホッケースタジアム)

高円宮牌2023ホッケー日本リーグ女子は28日、広島県広島市・コカ・コーラレッドスパークスホッケースタジアムにて2試合開催しました。

11:00 南都銀行 SHOOTING STARS 2-0 駿河台大学 LADYBIRDS

 雲が薄くかかり、寒すぎず暑すぎず、まさにホッケーに適した気温の中始まった第4日目の第1試合。高い位置でのプレスと速いパスワークを中心に試合を組み立てる南都に対し、駿河台は堅実な守備と思い切りの良いカウンターで応戦する。ポゼッションが南都に偏り、サークル内への侵入も許しつつも、駿河台は人数をかけたディフェンスで得点を許さない。駿河台は、一瞬の隙をつき南都陣営に攻撃を仕掛けるも、こちらも決定機を作ることができない。互いに譲らず、第1Qを終える。第2Qでも変わらず、高い支配率を見せる南都。22分のサークル内でのファールをきっかけに立て続けにPCを奪われる駿河台。苦しい時間が続く中、一際輝きを放ったのは、駿河台GK#1齋藤だった。猛攻を仕掛ける南都にゴールを許さないその姿は、まさに守護神。結局、スコアに変動は見られず、前半が終了した。

昨日のPOM賞、駿河台大GK#1齋藤は本日も好守をみせる
南都銀行の猛攻を駿河台大キャプテン#2阿久津を中心に抑える

 試合が動いたのは第3Q。本日、幾度目かの南都のPCは38分。混戦の中、#5原田のふわりと浮かしたシュートは鮮やかな弧を描き、駿河台のゴールネットを揺らす。待望の先制点が南都に入った。さらに、第3Q終了直前の44分、南都はPCを獲得する。#19早戸がサークルトップから送り出したパスを#18山口がタッチシュート。見事な連携で一気に駿河台を突き放す。南都が2点リードして迎えた第4Q。何とかして1点の欲しい駿河台は攻撃に変化を見せる。カウンターだけでなく、右サイドからのパスで南都の牙城を崩しにかかる。しかし、南都の激しいプレスを中心とした攻撃的なディフェンスがそれを許さない。最後まで、得点をあげられず、2−0のまま試合が終了した。

 #5原田の先制ゴールを喜ぶ南都銀行
 南都銀行#18山口がペナルティーコーナーで追加点を決める

試合詳細


14:00 山梨学院CROWNING GLORIES 0-5 コカ・コーラレッドスパークス

 第1Q、立ち上がりから速いパスワークで試合を支配するCCR。何度も山梨学陣営に侵入する。8分、CCR#10中込が鋭いドリブルで切り込み、そのままリバースシュートを放つ。これが山梨学ゴールに突き刺さり、幸先よくCCRが先制する。続く12分も#8小早川が強烈なシュートを放つも、ここは山梨学#3松がスーパーセーブにより追加点ならず。さらに第1Q終了間際の14分、CCR#16松本のヒットパスに#18尾本がタッチで合わせる。CCRが2点リードで第1Qが終了した。第2Qでは、山梨学の修正力が光る。CCRの速いポジションチェンジに対応するため、山梨学はディフェンスラインをやや下げて対応。24分、PCによるセットプレーで、CCR#8小早川にタッチシュートを許したものの、CCRの攻撃への対応を見せ始めた山梨学であった。

追加点を決め喜ぶCCRS選手ら
山梨学院GK#3松を中心に守る

 15分の休憩を挟んで迎えた後半。CCRが王者の貫禄を見せつける。36分、わずかにそれたシュートに咄嗟に反応したのはCCR#13沖原。空中で合わし、山梨学ゴールへ軌道を修正した。さらに41分には、CCR#24浦田が豪快なフリックシュートで観客を魅了する。高い技術と運動能力を見せつけた15分だった。5点リードを許した山梨学であったが、諦める様子は見られない。味方を鼓舞したり、交代を含めた連携を促したりする声掛けはさらに大きくなる。第4Qの15分間、常に走り続け、果敢に王者へ挑みつづけた。パスカットからのカウンターの作戦も功を奏し、CCRサークル内でチャンスメイクに繋がる場面も見られた。しかし、CCRのゴールはさらに遠く、5−0のCCRの勝利で試合は終了した。

4点目を決めたCCRS#13沖原がPOMに選出
ペナルティコーナーでの山梨学院の守備陣
最後は惜しいチャンスを逃すも5得点で快勝したCCRS

試合詳細

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