高円宮牌2022ホッケー日本リーグ女子は22日、東京都品川区・大井ホッケー競技場にてレギュラーステージ2試合開催しました。
11:00 南都銀行 SHOOTING STARS 3-1 グラクソ・スミスクライン Orange United
GSKのセンターパスにより試合が開始された。第1Qは、両チームともに果敢に攻め合う展開。6分南都の日本代表FW#15鳥山がDFへのバックパスをインターセプトしシュートチャンスがあるもGSKのGK18工藤が落ち着いてセーブし得点を許さない。10分、再び南都#15鳥山が巧みなドリブルからPCを取得するも、GSKDFの固い守備に阻まれる。両チーム無得点のまま迎えた第2Qは、南都が17分にPCを獲得。日本代表MF島田の強烈なヒットシュートがゴール右隅に決まり1-0となる。更に南都は19分#6島田のスピードあるドリブルで右サイドからサークルインし、ゴール前でパスを受けた#15鳥山が冷静にGKの股間を抜くシュートを決め、GSKを突き放す。第2Q後半も南都は連動したプレスでGSKに流れを与えず、幾度とチャンスをつくるも得点に至らず、2-0のまま前半を折り返した。
第3Qに入り、GSKはMF#12小宮が攻撃の起点となり積極的に南都コートへ攻め入るも、南都はキャプテンFB#19早戸の堅い守備でサークル侵入を許さない。38分GSKがカウンター攻撃からPCを獲得。連続したPCで南都の守備を読んで左へ振ったボールをFW#10渡邊がスイープシュートを決め2-1とする。41分GSKは右サイドのカウンター攻撃からサークル左で待ち受けるFW#13伊藤にパスが通るも、放たれた強烈なヒットシュートをGK笹木が好セーブで枠外にはじき出す。43分に南都がPCを獲得。FB#21尾本の強烈なフリックをGKが一度はセーブするもゴール前で待ち構えていた#15鳥山が押し込み3-1とする。第4Q、何とか1点を返したいGSKは、立ち上がり南都銀行コートへ果敢に攻め込むが決定的なチャンスをつくることができない。その後両チームともにシュートチャンスがあるもののGKの好セーブでゴールラインをわることなく試合終了。南都銀行が3-1で勝利しファイナル出場となった。
■試合詳細
13:30 ソニー HC BRAVIA Ladies 3-3(SO0-2) コカ・コーラレッドスパークス
CCRSのセンターパスにより試合が開始された。13分CCRSは左から大きくサイドを変え、サークル内3対2の場面で右サイドからのファーストシュートをソニーGK#16要石が止めるもリバウンドをFWB#2藤林が落ち着いて決め先制。直後の15分にSONYがPCを獲得。DFのスティックをはじくFB#7小川の強烈なフリックシュートがゴール右上に決まり同点とする。第2Qに入り、20分ソニーはビハインドFHから左サイドを縦に繋ぎ、FW#21高島がリフトを使った巧みなドリブルで相手DFをかわしGKの動きをよく見たループシュートで逆転のゴールを決めて2-1とする。第2Q残り10秒でソニーがFW#13田中のドリブルでのサークリインからPCを獲得。エキストラタイムに入っての連続したPCで#18FB鈴木のフリックシュートをCCRSGK#1田中が防ぐも、リバウンドを#21高島に押し込まれソニーがCCRSを3-1と突き放して第2Qが終了。
点差を縮めたいCCRSは第3Q立ち上がりから積極的にプレスを仕掛けるも焦りからか決定的な場面を作ることができない。一方ソニーはスピードあるFWが1対1の場面からチャンスをつくるなど両者譲らず、両チーム追加点を奪えないまま第4Qを迎える。第4Q、49分CCRSはPCからDF#24浦田のフリックシュートが決まり3-2と点差を縮めた。引き分けに持ち込みた いCCRSは52分再びPCを獲得、FB#4浅井が放ったシュートをソニーDFが故意に体で止めたとしてPSとなる。#16MF松本が落ち着いて右下段に同点ゴールを突き刺した。3-3の同点となりSO戦に突入。CCRS#1GK田中が好セーブを連発しソニーを無失点に抑える。CCRSはFW#22森、#4浅井が得点を決め2-0でSO戦を制した。
■試合詳細